第32話

だい。にじゅうしちわ
914
2019/08/06 11:39
あなた

……う…うん……。

私が深い眠りについた頃。1つの人影がリビングへと入ってきていた。
すらっと背が高く、長い足で部屋へと入る。私がいることに気づくと、パタンとパソコンを閉じイヤホンを外した。
マサイ
マサイ
……寝てるのか?
彼は私を起こさないように、最新の注意を払って私の寝ている隣へと移動する。
あなた

……う………。

彼は私が動いたことにビクッとする。でも私は寝返りを打っただけで、彼はホッとする。
マサイ
マサイ
なんだよ……。びっくりするじゃんか…。
彼は私をジッと見つめる。
マサイ
マサイ
……………
マサイ
マサイ
綺麗な顔してるんだよな…………。本当…。
すると、彼は私の隣に横になり、私に語りかけるように話し始めた。
マサイ
マサイ
俺………幽霊が見える体質でさ。お前のことガン見しちゃったわ……。
マサイ
マサイ
悪気はないんだけど……。それよりも……。綺麗だなぁって………。
彼は頰を赤らめる。
マサイ
マサイ
おかしいよな。初めてあった人に……。こんな感情を抱くなんて……………。
マサイ
マサイ
……モトキといた時も…俺は…ずるいって思ってた。
彼は自分の量指を絡ませ、下を向く。
マサイ
マサイ
お前は…本当に嬉しそうに笑うよな。…………羨ましい。
マサイ
マサイ
だから…………。
彼は私の頭へと右手を伸ばす。
マサイ
マサイ
俺は………。
マサイ
マサイ
おかしくなったのかな。………あなた。
少しずつ私へと手を伸ばして行く。
マサイ
マサイ
………教えてくれよ。あなた。
マサイ
マサイ
なんでだと思う?
後少しのところで手が止まる。
マサイ
マサイ
…………!
あなた

ギュ)

彼の服の裾を私の右手が引っ張っていた。
マサイ
マサイ
あなた?
あなた

………好きだよ…。

彼はふっと微笑む。
マサイ
マサイ
全く……。あなたは何の夢を見ているんだ?
彼は私の頭をそっと撫でる。優しく……。まるで子猫を撫でるかのように………………。
あなた

………ありがとう…。

マサイ
マサイ
本当。お前って罪だよな……。
彼はそのまま私の隣で目を瞑り、眠りへとついた。
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如月。
如月。
………申し訳ありませんっっ!!!
エイジ
エイジ
本当だよな。
あなた

どうして投稿しなかったんですか?

如月。
如月。
…実は……。部活や勉強の両立が大変でして…………。
モトキ
モトキ
そんなことだったの?
如月。
如月。
はい……。出そうと思っていたのですが…。
ふぇると
ふぇると
しょうがないよ。気にしないで頑張ればいいんじゃない?
如月。
如月。
ふぇるとさん……!
カンタ
カンタ
まあまあ!しゃあないよ!
如月。
如月。
カンタさん……!
如月。
如月。
本当に待っていた皆様!あなたさん!申し訳ありませんでした!これから頑張っていきます!よろしくお願いします!
ポッキー
ポッキー
みんな。
すしらーめんりく
すしらーめんりく
許してあげてほしいな。

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