結局、リビングで待っていることに。シルクさん以外は、スマブラ。
シルクさんも誘われていたけれど、編集があると言ってソファーで私の隣に座ってくれていた。
ちょ!ダーマ!強すぎるって!
うぇーいうぇーい。
遠くで聞いているだけでも、楽しそうなのが伝わってくる。
本当に楽しそうですよね!
まあね!仕事の一環とでも言うべきことだからね…。
いいなぁ…。その仕事。
どうして?
なんか…。あの2人の会話だけで心が和むんです。
…人に良い影響を与えることができるなんて、幸せじゃないですか。
俺たちもその気持ちを忘れずにやってるんだ。
俺の仲間は、中学校の同級生の集まりなんだ。お互いのこともわかってる。
やっぱさ。仕事してるとさ。仲間っていいなって思うんだよね。
シルクさんはそう言い、照れ臭そうに笑った。
やば…。自分で言ったのに、恥ずかしい///
いいえ…。いいと思います…。仲間という存在は…。誰でも必要とする力ですから。
お?階段を降りる音?
確かに…。大人数ですね…。
そんなこともわかるの!?ちょっと怖いんだけど!?
あ。来ました。
私が言った途端にドアが開き、入ってきた人。
なんていうか…。おしゃれな人たちと…。研究者っぽい人。
お〜い〜。りく〜。壁に穴が空いちゃったじゃん!
受け止めないからですよ。俺は知りませ〜ん
おい!逃げるな!ずりぃぞ!
そもそもなんで、部屋の中でロケット飛ばすんだよ…。
ロマンがありません?
ない!
なんか…。すごいことをやってしまったようだ。
なんの話をしてるんだよ〜。君たち?
ひ!シ、シルク!
敬語使え!
なんかしちゃったんだなぁ…?
なんもしてないですよ。……俺は。
先輩!逃げるのは卑怯ですよ!
ま、マジで何もしてないんで!
私はこっそり、その噂の部屋に行って見ることにした。
本当に穴を開けたらしい。めちゃくちゃ大きいのを。
私はこっそり、シルクさんの元へ戻り耳打ちした。
コソッ)壁に穴が空いてました…。大きいのが。
コソッ)マジかよ…。ありがと!
お前ら!俺は何をしたか知ってるぞ!
わ、わかるわけがない!
そうだそうだ!
壁に穴を開けただろ?
…………嘘…。
バレてたぁ…。終わったぁ…。
………。(猛ダッシュ)
あ!りくが逃げた!
帰ってこーい!りくぅ!
青い髪の人は、恐る恐るシルクさんの方を向いて、
あは…あはは…。
笑って誤魔化そうとしているが、明らかにシルクさんの雰囲気は変わっていた。
メラメラと湧き上がる熱さ。これは…。
おめぇぇぇらああああああ!!
ごめんなさーい!!!
怒りであった。
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