第18話

だい。じゅうごわ
1,105
2019/07/16 07:42
結局、リビングで待っていることに。シルクさん以外は、スマブラ。
シルクさんも誘われていたけれど、編集があると言ってソファーで私の隣に座ってくれていた。
ンダホ
ンダホ
ちょ!ダーマ!強すぎるって!
ダーマ
ダーマ
うぇーいうぇーい。
遠くで聞いているだけでも、楽しそうなのが伝わってくる。
あなた

本当に楽しそうですよね!

シルクロード
シルクロード
まあね!仕事の一環とでも言うべきことだからね…。
あなた

いいなぁ…。その仕事。

シルクロード
シルクロード
どうして?
あなた

なんか…。あの2人の会話だけで心が和むんです。
…人に良い影響を与えることができるなんて、幸せじゃないですか。

シルクロード
シルクロード
俺たちもその気持ちを忘れずにやってるんだ。
シルクロード
シルクロード
俺の仲間は、中学校の同級生の集まりなんだ。お互いのこともわかってる。
やっぱさ。仕事してるとさ。仲間っていいなって思うんだよね。
シルクさんはそう言い、照れ臭そうに笑った。
シルクロード
シルクロード
やば…。自分で言ったのに、恥ずかしい///
あなた

いいえ…。いいと思います…。仲間という存在は…。誰でも必要とする力ですから。

シルクロード
シルクロード
お?階段を降りる音?
あなた

確かに…。大人数ですね…。

シルクロード
シルクロード
そんなこともわかるの!?ちょっと怖いんだけど!?
あなた

あ。来ました。

私が言った途端にドアが開き、入ってきた人。
なんていうか…。おしゃれな人たちと…。研究者っぽい人。
そらちぃ
そらちぃ
お〜い〜。りく〜。壁に穴が空いちゃったじゃん!
すしらーめんりく
すしらーめんりく
受け止めないからですよ。俺は知りませ〜ん
エイジ
エイジ
おい!逃げるな!ずりぃぞ!
リクヲ
リクヲ
そもそもなんで、部屋の中でロケット飛ばすんだよ…。
すしらーめんりく
すしらーめんりく
ロマンがありません?
ツリメ
ツリメ
ない!
なんか…。すごいことをやってしまったようだ。
シルクロード
シルクロード
なんの話をしてるんだよ〜。君たち?
そらちぃ
そらちぃ
ひ!シ、シルク!
シルクロード
シルクロード
敬語使え!
シルクロード
シルクロード
なんかしちゃったんだなぁ…?
エイジ
エイジ
なんもしてないですよ。……俺は。
すしらーめんりく
すしらーめんりく
先輩!逃げるのは卑怯ですよ!
そらちぃ
そらちぃ
ま、マジで何もしてないんで!
私はこっそり、その噂の部屋に行って見ることにした。
本当に穴を開けたらしい。めちゃくちゃ大きいのを。
私はこっそり、シルクさんの元へ戻り耳打ちした。
あなた

コソッ)壁に穴が空いてました…。大きいのが。

シルクロード
シルクロード
コソッ)マジかよ…。ありがと!
シルクロード
シルクロード
お前ら!俺は何をしたか知ってるぞ!
ツリメ
ツリメ
わ、わかるわけがない!
リクヲ
リクヲ
そうだそうだ!
シルクロード
シルクロード
壁に穴を開けただろ?
そらちぃ
そらちぃ
…………嘘…。
エイジ
エイジ
バレてたぁ…。終わったぁ…。
すしらーめんりく
すしらーめんりく
………。(猛ダッシュ)
ツリメ
ツリメ
あ!りくが逃げた!
リクヲ
リクヲ
帰ってこーい!りくぅ!
青い髪の人は、恐る恐るシルクさんの方を向いて、
そらちぃ
そらちぃ
あは…あはは…。
笑って誤魔化そうとしているが、明らかにシルクさんの雰囲気は変わっていた。
メラメラと湧き上がる熱さ。これは…。






シルクロード
シルクロード
おめぇぇぇらああああああ!!
そらちぃ
そらちぃ
ごめんなさーい!!!
怒りであった。

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