第4話

3 。
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2018/11/12 01:48
『 勝利 、 帰ろ 〜 。 って 、 咲ちゃんとこ 行くのか 。 』
「 ん 、 御免 。 先 帰ってて ? 」
『 了解 。じゃ 、またね 。 』
「 ん 、ばいばい 。 」


はあ … 。

何か 、 疲れたなあ 。

って 、 んん ? あ 、 勝利 と 咲ちゃん だ 。


「 … き … で … 」
「 ご … ね … 。 俺は … そ … ない … 。」


よく 聞き取れないなあ 。

ちょっと 近くに 行こっと 。

「 … やっぱり 、 駄目だよね …… 。 」
「 御免ね ? そんな風に 見たこと無くて … 。」
「 じゃ、じゃあ …… 、これからは 恋愛対象として 見てもらうってのも 、駄目?  」
「 え … 、ああ 、うん 。 それで良いなら 、 ちゃんと 恋愛対象として 見るけど … 。 」
「 ほんと !? じゃあ …… 、 また 告白しても良い?」
「 え ? ん 、 好きって言われるのは嫌じゃないし … 。 」
「 有難う 。 勝利裙 って 、 優しいね 。」
「 いや 、そんな事無い 。俺なんか を 好きになってくれて 有難う 。 」
「 ん 〜 ん 、ちゃんと 話聞いてくれて 有難う 。 じゃあ 、また明日 。  」
「 … おう 。」  


勝利が モ テ る ってことは 、さすがに 知ってる 。

告白現場だって 、 何回か 見た事ある 。

でも … 、 こんなに 苦しいのは初めてかも … 。 何で …… なの …… ?

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