第3話

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2022/11/13 03:42
3日後___





広瀬 康一
えぇっと…ここ、だよね?

Cafe〇〇につき、承太郎さんがいないかと辺りを見渡す。
広瀬 康一
あっ、いた!
広瀬 康一
承太郎さーん!
空条 承太郎
康一くん。

僕が承太郎さんを見つけると、ちょいちょいと手招きしてくれた。承太郎さんの前の席に座ると
空条 承太郎
この前話したやつのことについて詳しく話そう。


承太郎さんは内側の胸ポケットから写真を取り出す。
空条 承太郎
こいつだ。
広瀬 康一
綺麗な人ですね…
空条 承太郎
名前はあなた。年齢15歳、身長173cm 性別男。金髪の右目が緑、左目が赤のオッドアイだ。学校には通っていない。どこにいるかは不明、この街にいることは確かだ。
空条 承太郎
それと、強力なスタンド使い。
広瀬 康一
スタンド、使い…
Chao! 僕の写真見て何してるの?
広瀬 康一
ッ!?
空条 承太郎

’’僕の写真’’と言い放った写真の男はいつの間にか僕達の後ろにたっていた。承太郎さんは警戒態勢に入っている。
Wow…そんなに警戒しないでよ。取って食ったりしないからさ。

そうヘラヘラと笑う写真の男。承太郎さんの圧にひとつも汗を流さない彼は常人では無いのだろう。それともこれが国の差か?
ねぇ、貴方達名前は?僕はあなた。
あなた
仲良くしよ?

「 仲良くしよう 」その言葉と共に出てきた手。握手をしたいのか?こんな状況で握手できると思ってるのか?次から次へと疑問が湧いてくる。
空条 承太郎
お前は善か?それとも悪か?
あなた
え?うーん…
あなた
一般人?
空条 承太郎
…やれやれだぜ。
空条 承太郎
あなた、お前の父親は誰か知ってるか?
あなた
ん?いや、分かんない。両親の顔すら見た事ないもん。
空条 承太郎
そうか。
空条 承太郎
お前の父親は俺が殺した。
あなた
え、
広瀬 康一
え!?

承太郎さん気でも狂ったのか!?突然こんなこと言われたら困惑するに決まってるのに、何か考えがあるのか…?
空条 承太郎
お前の父親は悪だった。
あなた
あなた
そっかぁ。
あなた
そういう運命 さだめだったんだろうね。
空条 承太郎
…怒らないのか?
あなた
父親とはいえ育ててもらった訳でもないし。
あなた
過去に縋っても無駄でしょ?
広瀬 康一
変わった人だなぁ…
あなた
えー、そう?
広瀬 康一
ぼ、僕からしたら
空条 承太郎
( 無駄…か。)
あなた
ねぇ、それより友達になってくれない?
あなた
僕友達いないんだ!

悪い人じゃなさそうだけど…
広瀬 康一
どうしますか?承太郎さん
空条 承太郎
いいだろう。
広瀬 康一
なら僕も…
あなた
やったーッ!嬉しいよ!!
あなた
名前は?
空条 承太郎
空条承太郎。
広瀬 康一
広瀬康一、です
あなた
承太郎くんに康一くんだね!ok!
あなた
よろしく!
空条 承太郎
ひとつ言い忘れていたことがあった。
あなた
ん?
空条 承太郎
お前にはジョルノ・ジョバァーナという双子がいる。
あなた
ジョルノ・ジョバァーナ…?
空条 承太郎
嗚呼。
あなた
なんか、会ってみたい!!
空条 承太郎
ふッ…探してみれば見つかるんじゃあないか?
あなた
!!
あなた
じゃあ探してみる!!これ僕の連絡先ね、じゃあまた!
あなた
Grazie!!


空条 承太郎
騒がしいやつだったな。
広瀬 康一
ですね( 笑

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