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2019/07/04

第3話

#3
「なぁ、告らねぇの?」

「うぇ!?て、有岡かよ」

急に声がしたと思ったら、後ろには同級の有岡がいた。


「かよってなんだよ」

「いや、なんでも」

「で、告らねぇの?って」


意外とこういう話を真面目にするやつだったんだな

って思ったのに、顔はニヤニヤ顔。
前言撤回。最低だ、こいつは。

「っるせぇなぁ、どっちでもいいだろ」

「良かねぇよ、俺だって狙ってんだ」


「は、はぁ!?」


有岡も、あなたちゃんを狙ってる...?
初日わーわー騒いでたやつらと一緒じゃないってこと?本気ってこと?

やばくね...?俺、ピンチだったりする?


「まぁ、お前には負ける気しかしないけどな」

頭を掻きながら苦笑いでそう告げてくる。
なんだよ、負ける気満々かよ


「でも、お前が行かないなら先行くよ?」

「俺が先行ったら付き合ってくれるかもな?笑笑」

いや、笑ってるけど結構笑い事じゃないかも...

俺、ガチでピンチだ。

「ま、お互い頑張ろうぜ」

って肩ポンポンってしてどっかに行った有岡の背中を見つめながら、不安と独占欲が、俺の心の中に渦巻いていた。