はい、さかのぼること2時前
-------6時間目の授業--------
数学だるい〜
意味わからんって〜
眠たいし〜
寝ていいかな〜?
寝まーす
いきなり頭にすごい衝撃が…!!!!
ってことがありまして…
今掃除後終わってみんな帰るところです。はい。
ルンルンのりこは彼氏に抱きつき帰ってしまった。
くそ。リア充…
先生は急いで教室から出ていき私は一人ぼっちに。
数分後。先生が来たと思ったらドアの前に立っていたのは中間先輩だった。
------中間side------
俺は普通に廊下を歩いて普通に帰ろうとしていた。
なら向こうから先生が走ってきて、通り過ぎると思ったら急に立ち止まり
そんなことを考えながらも川野のいる教室までつき、中に入ったら驚いた顔をした川野あなたがいる。うん。
こんな感じて勉強を始めた
待って、なにこれ。
真面目にわからんやつや。
やばい、近い〜!!!
ほっぺたつくで?隣に座ってるし。
そう言って頭をコツンッと軽く叩いてくる
さらに照れてまう〜!!!
それから1時間くらい勉強をした
また、頭を撫でてくれた。
中間先輩から頭を撫でてもらったら魔法みたいに笑がこぼれて疲れが吹っ飛んでしまう
中間先輩は先に歩き出した
中間先輩のスマホが〝ピコン〟となり、後ろから私はきずかれないようにみると
「明日、放課後一緒帰らない?♡」
の文字が
腕を掴まれた
私は中間先輩の腕を振り払って走って帰ってしまった
だって中間先輩の顔を見たらきっと私には似合わない涙が落ちてしまうから
---------✁︎キリトリ線✁︎--------
みんな台風大丈夫やった?
私の家は車が傷いったりいろいろやばかったよ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。