第8話

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2020/06/08 00:00
いつも通り出勤して仕事を進めていたあなたちゃん。

トイレに行こうと廊下にでると🦇くんの元カノである△△ちゃんが、

△「あ、あなただっけ?🦇の婚約者。」

『へっ?あ、はい』

△「ふーん、なんだかパッとしないのね。どこにでも居そうな子って感じ」

『な、なんですか突然』

△「単刀直入に言うけど🦇との婚約解消して。釣り合ってないのよ、あなた」

『それは…』

△「見た感じ🦇があなたのこと愛してるなんて思えない。私ね🦇と復縁したいの」

『でも…』

△「なに?所詮はただの婚約者同士。そこに愛なんてないんでしょ?それにね、🦇って元々甘えたい人なのあなた何歳?」

『23です…』

△「年下なんて頼りないに決まってる。それにもう目障りだし邪魔なの🦇に我慢ばっかさせてるんじゃないの?そんなんだから愛してもらえないのよ」

あなたちゃん最後の一言がかなり刺さったみたいでそれから一日中どこかぼーっとしいて…

🐻「あなたちゃん?定時だけど…あがらないの?」

『へっ…あぁ…』

🐻「大丈夫…?なんか今日ずっとぼーっとしてるけど…」

『あ、大丈夫です…!ちょっと疲れちゃって』

🐻「そっかそっか」

なんて会話していつも通り帰っていると

『あ、今日買い物してから帰りたいのでここで失礼します』

🐻「そっか、気をつけて」

『はい、先輩も気をつけて』

なんて🐻くんとわかれて


夜の9時なかなか帰ってこないあなたちゃんのとこが🦇くんだんだん心配になってきて何度かあなたちゃんのケータイに連絡するも応対がなくて…

🦇「なにやってんだよ…」

残業か?
なんて1人で考えて会社に行ってみると
△△ちゃんの姿が。

△「あっ、🦇!」
なんて駆け寄ってくる△△ちゃん

🦇「なあ、あなた見てないか?」

すると△△ちゃん少し気まづそうな顔して

△「さあ…」

なんてしらばっくれるから🦇くん何かを察して

🦇「おまえ、あなたになんかしただろ…」

△「別に何もしてないわよ…ただあんたみたいな年下じゃ🦇を支えられないそう伝えただけ。」

🦇「おまえ…適当なこと言ってんじゃねーよ」

△「だってそうでしょ?あんな普通な子のどこがいいの?」

🦇「あなたのこと知りもしないで貶してんじゃねえよ」

△「それに!なんで🦇が普通の家の子と婚約するの?」

🦇「ばかだなほんとに。あいつは普通の家の子じゃねーよ□□社の社長令嬢だよ。」

△「えっ…」

🦇「これで分かったろおまえとあいつの格の差分かったなら金輪際俺らに関わるな」

それだけ言い残して
あなたちゃんを探しに行く🦇くん
しばらくすると雨が降ってきて

🦇「どこに居るんだよ…」

そんな時あなたちゃんのケータイから着信が

🦇「あなた!?お前今どこに…」
電話に出たのはあなたちゃんではなく…

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