第65話

“第63話”
362
2020/12/09 10:52
道を歩いている間、もちろん2人の間に会話はなかった。











一体どこへ向かって歩いているのか









なぜあの時の写真を持っているのか。










何も…何もわからない。










雪那
雪那
着きました。さ、この中で“お話し”しましょう。
着いた場所は一本路地に入った古い民家のような場所だった。










ここは危険だ。そうわかっていながらも私は逃げることができなかった。









逃げたら誰かに危害を加えてしまうかもしれない。…何よりあの写真がバレるのは嫌だった。









雪那
雪那
…つむぎさん、最近は随分とお元気になられましたね
つむぎ
つむぎ
ええ、お陰様で。たくさんの温かい人たちがいるので私は幸せですよ。
雪那
雪那
そうですか.
その瞬間、何処かで鍵が閉まるような音がした
雪那
雪那
私はちっとも幸せじゃないけどね
つむぎ
つむぎ
…?!
雪那
雪那
私の無一郎なのにどうして奪うのです?
つむぎ
つむぎ
そんなこと、
雪那
雪那
こないだ抱き合ってたでしょ。
雪那
雪那
ふふ、流石身体を売ってた女は違うわね。男に媚びるのが上手くて尊敬しちゃうわ。
つむぎ
つむぎ
私は、!
雪那
雪那
だからね私“また”いいこと思いついたの!
やっぱり付いてこなければ…よかっ、た
雪那
雪那
また、汚せばいいんだって!
雪那
雪那
2回も汚れた女をみんなはなんて思うかなぁ
雪那
雪那
あ、逃げようとしても無駄よ。この部屋には感覚を無くしてくれる優しいガスが充満してるから
雪那
雪那
ふふ、楽しんでね。それじゃバイバイ
つむぎ
つむぎ
まって、
伸ばした手があと数センチ扉に届かなかった。
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私事ですが、無事受験合格しました^^*
大学生になれます🙌
あとは評定に1が無ければ…😭

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