第67話

“第65話”
405
2020/12/12 12:39
つむぎ
つむぎ
むい、ちろう
呼んでもこないことはわかっているのに










どうせ、またこの声は闇に吸い込まれてしまうのに











無一郎
無一郎
つむぎ!!!






むい、ちろう?










これは夢なの?
瞬く間に私を囲んでいた男たちが消えて視界が開けた。









つむぎ
つむぎ
むい、ちろ?
無一郎
無一郎
つむぎ、、、!
無一郎
無一郎
…ずっと忘れててごめん
無一郎
無一郎
……好き、
つむぎ
つむぎ
私も、、好き、、だよ、
大好きな人の腕に包まれながら
私達はお互いの存在を確かめるように唇を重ねた。











夢であるならそれでいい。









幸せな夢なのだから。










これは薬のせいかそれとも安心したせいなのか私の意識は闇の中に吸い込まれていった。

































次に目を覚ましたのは5日後のことだった
無一郎
無一郎
、!つむぎ?!
つむぎ
つむぎ
無一郎、、
あれ、私夢を見ているのかな
ぼーっとしていると、









無一郎の腕の中に抱きしめられた
つむぎ
つむぎ
わっ!
無一郎
無一郎
ごめん、ずっと忘れててごめんね。つむぎ、
つむぎ
つむぎ
…思い出したんだね
無一郎
無一郎
うん、
しのぶ
しのぶ
あらあら。
善逸
善逸
あーもうラブラブしちゃってんの?!
炭治郎
炭治郎
大丈夫か、つむぎ。
つむぎ
つむぎ
うん、大丈夫。ご迷惑おかけしました…!
しのぶ
しのぶ
どこか痛いところなどありませんか?
つむぎ
つむぎ
大丈夫だよ、心配しすぎだよ、
無一郎
無一郎
…あの女早く殺しとけばよかった
しのぶ
しのぶ
無一郎くんは、つむぎをここに置いたあとすぐに行ってしまわれたのでどうされたかなと思ったのですが…そういうことだったんですね。
炭治郎
炭治郎
俺がもっと早く気づいていれば…
しのぶ
しのぶ
御館様のことも洗脳されていたのですもんね
つむぎ
つむぎ
そうだったのですね…
無一郎
無一郎
つむぎ
つむぎ
ちょ、無一郎?!
無一郎
無一郎
ほんとに無事でよかった…!
しのぶ
しのぶ
…2人の時間にさせてあげましょうか。
炭治郎
炭治郎
お大事にな、つむぎ
つむぎ
つむぎ
ありがとう、、、みんな。
無一郎
無一郎
あの、さ。つむぎ、、僕の話を聞いて欲しいんだけど
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少し遅い時間になってしまいました(--;)
次回、最終回になります!!!最後までよろしくお願いします。
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(ちなみにこの回は私のお気に入りです!)

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