第54話

第4章“第52話”
433
2020/11/13 11:12
覚悟を決めあの日何があったのかを無一郎に話すことを決めたつむぎ。
しかしそんな所に“ある知らせ”が届いた。




しのぶ
しのぶ
これは…
しのぶ
しのぶ
今すぐに運んでください!
しのぶ
しのぶ
つむぎも手伝って!
つむぎ
つむぎ
無一郎…!
運ばれてきた無一郎は全身血まみれで意識が…なかった
しのぶ
しのぶ
…このままでは、、、
つむぎ
つむぎ
…そんな!
しのぶ
しのぶ
…こういうとき私が何かできることは。
つむぎ
つむぎ
姉さん
つむぎ
つむぎ
私に舞いを踊らせてくれないかな。
しのぶ
しのぶ
でも、これだけの大怪我を治すのは、、
つむぎ
つむぎ
大丈夫、私はどうなってもいい。だから、無一郎を、
しのぶ
しのぶ
ダメ。
しのぶ
しのぶ
絶対無理はしないって約束できないなら許可しない。今すぐ出ていって。
つむぎ
つむぎ
絶対に無理はしない。だから、、、お願い。
しのぶ
しのぶ
……わかった。もうダメだと言っても諦めないでしょ
つむぎ
つむぎ
!ありがとう、姉さん
勢いで言ったものの、治癒の能力を使うのは初めてだ。
つむぎ
つむぎ
大丈夫、大丈夫。
炭治郎
炭治郎
つむぎ。
炭治郎
炭治郎
緊張してるのか?
つむぎ
つむぎ
炭治郎、、、
つむぎ
つむぎ
うん、緊張してる、かも。
炭治郎
炭治郎
つむぎなら大丈夫だよ。無一郎をきっと救うことが出来る
炭治郎
炭治郎
大丈夫。
つむぎ
つむぎ
ありがとう。
深呼吸して心を落ち着かせる。











そして、大きく息を吸って。










私は舞う。










誰かのためじゃなく無一郎のために。
しのぶ
しのぶ
凄い…
何でだろう。緊張してるはずなのに自然と心が落ち着いてくる
しのぶ
しのぶ
つむぎ…!
つむぎ
つむぎ
あ、
義勇
義勇
大丈夫か。
しのぶ
しのぶ
無一郎くんの脈が安定しています。次期に目覚めると思います。
つむぎ
つむぎ
よかっ、た、
炭治郎
炭治郎
つむぎ?!
しのぶ
しのぶ
治癒能力は体力を使います。それにこれだけの怪我を治すのは相当体に負荷がかかったはずです。
炭治郎
炭治郎
大丈夫なんですか、
しのぶ
しのぶ
身体を休めれば大丈夫だと思いますよ。…冨岡さん、いつの間にいらっしゃったんですか
義勇
義勇
つい、さっきだ。
しのぶ
しのぶ
はぁ、いつの間にかつむぎを抱えてるし…。
ちゃんと部屋まで送り届けてくださいね。
義勇
義勇
あぁ。
しのぶ
しのぶ
くれぐれも何もしないように、お願いしますね。
義勇
義勇
も、もちろんだ。
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これは、、、夢?










無一郎が先を歩いていていくら呼んでも止まってくれない。










無一郎!!!









無一郎…
義勇
義勇
…、むぎ、、
義勇
義勇
、、つむぎ!
つむぎ
つむぎ
…!
義勇
義勇
大丈夫か、うなされていたが
つむぎ
つむぎ
は、い。
つむぎ
つむぎ
無一郎、は?!
義勇
義勇
先程目が覚めたらしい。
つむぎ
つむぎ
行かなきゃ
義勇
義勇
お、おい!
冨岡さんの呼ぶ声も聞かず、私は無一郎の元へ走り出した。
義勇
義勇
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最近、寒くなってきましたね☺︎私は夏よりも冬の方が好きです❄
雪降るかなぁ❄️️( '-' ❄️️ )ユキチャン

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