(( 海人side ))
『あなたちゃん …………』
会いたいよ 。
どこにいるの 。
マネ「海人 、ドラマの仕事来たよ !」
『え 、ほんと !?』
初めてのドラマ 。
初めての主演 。
マネ「相手はあの今田美桜の妹 、 今田あなただ」
『あなたちゃん !?!?!?』
紫耀「え !?」
勇太「いやいや 、なんで紫耀も驚いてるの 笑」
紫耀「だって!」
『……よし 、頑張ろ』
あなたちゃんに 、会えるんだ 。
(( あなたside ))
『今回主演を務めさせていただきます
今田あなたです 。よろしくお願いします !』
海人「同じく 、髙橋海人です !
よろしくお願いします!」
久しぶりの再会は 、どきどきで 。
胸の鼓動が止まらなかった 。
監督「よーい 、アクション !!」
『清水くん !』
海人「なに ?」
『お 、おはよう !』
海人「おはよう(ニコッ」
監督「はい 、カット !
あなたちゃん 、演技上手いね !!」
『ほんとですか !?ありがとうございます !』
やった !
海人「あなたちゃん 、よかったね !」
『はい !』
海人「あ 、えっと 、よかったらなんだけど 、」
『ん ?』
海人「このあと 、カフェ寄らない ?」
『いいですよ !』
海人「ありがとう !」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。