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第13話

友達
ピロン
七海のスマホのメール音が鳴った。
有栖川 七海
有栖川 七海
……さすがね、
春咲 小夢
春咲 小夢
なんかあったの?
有栖川 七海
有栖川 七海
春が仕事終わったから、その結果をメールで教えてくれたの。
有栖川 七海
有栖川 七海
やっぱり間違いはなかったわ、
春咲 小夢
春咲 小夢
なら、伝えて解決するのみだねっ
有栖川 七海
有栖川 七海
えぇ
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春咲 小夢
春咲 小夢
あ、
春咲 小夢
春咲 小夢
いた!!
春咲 小夢
春咲 小夢
岡瀬さん!!
岡瀬  美南
岡瀬 美南
春咲さん…?
有栖川 七海
有栖川 七海
良かったわ、まだ部活で学校にいる頃だと思ったから。
有栖川 七海
有栖川 七海
あのカードの差出人が分かったの、
岡瀬  美南
岡瀬 美南
……
岡瀬  美南
岡瀬 美南
ほ、本当、!?
有栖川 七海
有栖川 七海
えぇ。
須藤  沙羅
須藤 沙羅
美南〜、
須藤  沙羅
須藤 沙羅
…また有栖川さんじゃん
須藤  沙羅
須藤 沙羅
何? 何か進展でもあった?
有栖川 七海
有栖川 七海
えぇ、全て分かったのよ。
有栖川 七海
有栖川 七海
須藤さん、あなたがこのカードの差出人よ
須藤  沙羅
須藤 沙羅
は?
須藤  沙羅
須藤 沙羅
教えてよ、なんで私だと思うの?
有栖川 七海
有栖川 七海
まず、この一枚目のカード
有栖川 七海
有栖川 七海
これは五十音順
有栖川 七海
有栖川 七海
これは二枚目のカード、3つ■が消えている
有栖川 七海
有栖川 七海
わかりやすく言うとこの表のようになるわ
春咲 小夢
春咲 小夢
こ、す、ろ
春咲 小夢
春咲 小夢
これは、殺すってことかもしれないって思ったの。
有栖川 七海
有栖川 七海
そして、あなたはこれを手紙と言った
須藤  沙羅
須藤 沙羅
それが何?
春咲 小夢
春咲 小夢
…岡瀬さん
岡瀬  美南
岡瀬 美南
……私はカードって呼んでたの。
須藤  沙羅
須藤 沙羅
……っ
有栖川 七海
有栖川 七海
これが脅迫状、つまり手紙だと呼ぶのはこのカードの意味が分かる人だけ
有栖川 七海
有栖川 七海
だから須藤さん、あなたが犯人って思ったの。
須藤  沙羅
須藤 沙羅
………ふふ
須藤  沙羅
須藤 沙羅
あーあ、完璧だと思ったのに
須藤  沙羅
須藤 沙羅
さっすが有栖川さん、人の細かい言葉もちゃんと聞いてるんだね
有栖川 七海
有栖川 七海
まだよ。
須藤  沙羅
須藤 沙羅
え?
有栖川 七海
有栖川 七海
あなたは2つ、賭けをしている
有栖川 七海
有栖川 七海
黒と白、これは心理的な答えだけど…
有栖川 七海
有栖川 七海
あなたには迷いがあった、違う?
有栖川 七海
有栖川 七海
黒には自信、プライド
有栖川 七海
有栖川 七海
白には純粋、正義
有栖川 七海
有栖川 七海
そんな意味があるのよ、
有栖川 七海
有栖川 七海
あなたは岡瀬さんにカードを送ることをどこかで抑え、どこかで勝利した、
そんな複雑な気持ちがあったんじゃないかしら
有栖川 七海
有栖川 七海
いけないことだと思いつつ、自分のプライドや正義に負けてしまった
須藤  沙羅
須藤 沙羅
へぇ〜、おもしろいこと言うね
須藤  沙羅
須藤 沙羅
証拠は?
有栖川 七海
有栖川 七海
ないわ、だからこれは私の推測でしかないわ
有栖川 七海
有栖川 七海
あなたは岡瀬さんと仲が良い、でも
有栖川 七海
有栖川 七海
同じ部活のライバルでもあった
春咲 小夢
春咲 小夢
……
有栖川 七海
有栖川 七海
あなた達、二人はバレーボール部
有栖川 七海
有栖川 七海
つい最近、大きな大会で岡瀬さんだけがレギュラーに選ばれた
有栖川 七海
有栖川 七海
それがこの事件の始まりなんじゃないかしら
春咲 小夢
春咲 小夢
……そ、そんなことで…
犯人しか聞いていなかった小夢が言う。
須藤  沙羅
須藤 沙羅
そんなこと…?
須藤  沙羅
須藤 沙羅
私にとっては大きなことだよ
須藤  沙羅
須藤 沙羅
私だって毎日頑張っていたのに……
須藤  沙羅
須藤 沙羅
なのに美南は監督に気に入られてレギュラーになった!!
須藤  沙羅
須藤 沙羅
そんなの…そんなの、
須藤  沙羅
須藤 沙羅
ずるいよ、!!!
須藤  沙羅
須藤 沙羅
最初は信じたかったよ、美南が努力した結果だって
須藤  沙羅
須藤 沙羅
でも…でも…っ
有栖川 七海
有栖川 七海
確かに、スポーツという世界には勝ち負けがあるわ。
有栖川 七海
有栖川 七海
でも、それを引きずって、ましてや相手を恨むのは違うわ
有栖川 七海
有栖川 七海
でもあなたは学んだ。
有栖川 七海
有栖川 七海
ならもう同じ間違いはしないでちょうだい、
岡瀬  美南
岡瀬 美南
ごめん…、
岡瀬  美南
岡瀬 美南
ごめんね…沙羅ちゃん
須藤  沙羅
須藤 沙羅
ううん、私こそごめんなさい
岡瀬  美南
岡瀬 美南
ううん、私こそだよっ
須藤  沙羅
須藤 沙羅
美南…っ
二人は涙を流して、和解した。
お互いへの思いやり、
彼女たちは一生懸命になりすぎて、ついつい一番近くの友達が見えなくなっていた。
それが今、改めて友達の大切さに気づいた瞬間だろう。
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春咲 小夢
春咲 小夢
良かったね、二人とも仲直りができて、
有栖川 七海
有栖川 七海
そうね、
有栖川 七海
有栖川 七海
小夢、今回の事件であなたはどう思った、?
春咲 小夢
春咲 小夢
………え、?
有栖川 七海
有栖川 七海
そ、その…
(小夢) 私、私は_____________
春咲 小夢
春咲 小夢
なんというか…
春咲 小夢
春咲 小夢
友達って大切だなーって
有栖川 七海
有栖川 七海
そ、そう…
(小夢) まさか…
気づいてない……よね
私が__________なんて、
春咲 小夢
春咲 小夢
これからもよろしくねっ
春咲 小夢
春咲 小夢
七海
有栖川 七海
有栖川 七海
えぇ、こちらこそ
二人はお互い笑いあった。