第9話

それは全部砂浜に置いてきた 補足
28
2022/05/08 12:43
いつも小説を見ていただきありがとうございます!
今回はHTK短編集「それは全部砂浜に置いてきた」の解説、補足的なものです。
この話はもともと同じHTK短編集の「寄せて返す」って作品を書いてて、続きを書きたいな〜っと思い書きました。

題名の砂浜に置いてきたの意味は、yhさんにとっては好きな人を思う気持ち、tiにとってはyhさんの全てを手に入れることを置いてきたという意味です。
私の好きな歌のワンフレーズで愛しいものは雲の上って歌詞あるんですけど、yhさんは遠くにあるものを想うより、近くで自分のことを求めてくれるtiを選んだのかなと思います。
tiに関しては少しでも自分に気持ちがあるなら求めてくれるならいいって感じたのではと思います。
だから、2人が笑い合ったのもお互いの利害が一致したからだろうな〜って思いながら書きました。

あと砂浜に捨てると書かなかったのは、tiとyhさんの関係が利害の一致でできた関係で、すぐに崩れてしまいそうな関係を表したかったからです。
置いてくるって、自分の中ではまた取りに行く可能性があるって考えてしまうんですよね。砂浜に置いてきたものを取りに行く=2人の関係が終わるみたいな感じです。
本当に返すべき場所、帰るべき場所をこのお話の中のtiとyhさんは見つけたと錯覚して、自分達を騙しながら、そう思い込みかながら付き合っていくのかなと思います。





改めてここまで読んでいただきありがとうございました。それではまた。

プリ小説オーディオドラマ