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第8話

8
あなたside

世間では今日はクリスマスというらしい…

『まねー、今日は何時に仕事終わる?』
マネ「7時30分くらいには終わるはず」
『龍我に会いたい』
マネ「誕生日だからーとか言って仕事1週間も休みにするから笑」
『そーだけどさ…』
マネ「あと10分くらいで次の撮影始まるけど…」
『今日は妹ちゃんとパーティーって言ってたしなー』


龍我には歳の離れた妹がいるから今日は家族とパーティーだって言ってた。
昨日はデートの予定だったけど龍我が仕事長引いちゃって会えなかったし…
仕事終わるまで待ってるとか、迎えに行くとかできたのにやらなかったことを後悔する。


『結局わがままなのかなぁ』

自分が疲れてるから、勉強しなきゃ行けないから、そうやって自分の事ばっかだから…

マネ「おーい、顔が死んでるよ笑笑」
『ネガティブ思考になってた』
マネ「冬休みだし、会おうと思えばいつでも会えるから笑』
『うん…』
マネ「それだけじゃないんでしょ」
『なんのことー』
マネ「家族に会いたいなぁとか考えてた?」
『鋭いですね笑』
マネ「今年はお正月も帰れないしね。」


地方から1人上京してきた私にとって家族とはとても遠い存在

〈会いたい時に会えない〉それが時々とても辛く感じる。

だからこそ家族の大切さがわかるからこそ龍我には大切にしてほしいし、家族最優先でいてほしい。

そう思ってるはずなのに…


『会いに来てほしいと思っちゃうんだよね…』


マネ「とりあえず仕事早く終わらせて、それから考えよ!」
『そうだね!頑張るぞー』


そう言いながらも元気が空回りしてしまい、仕事の内容的には6時には終わりそうだったのにミスばっかりで結局8時までかかってしまった。


マネ「おつかれー」
『マネもおつかれー。ミスばっかでごめんね』
マネ「私は平気だけど…」
『また明日ね』
マネ「しっかり寝て、たまには甘えなさい」
『できたらね』


自宅に着いたのは9時ちょっと前

忙しくてメールを確認する暇すらなかった。

友達から何件か、それから龍我から、

りゅーが
メリークリスマス!


の一言。
こんなん送られてきたら余計に会いたくなる。
とりあえず既読つけたのに返さないのは罪悪感があるから、

あなた
メリークリスマス


たったこれだけしか返せない自分がとことん嫌になる。
とりあえずお風呂入って寝る準備をしてスマホを開くと


りゅーが
仕事?お疲れ様!



と1件の不在着信が。

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りお
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