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第10話

10
龍我side
『もしもし!』
あなた「もしもし?ごめん全然気づかなかった」
『大丈夫!大したことないんだけどさ…』
あなた「それならいいけど、」
『今日は仕事だった?』
あなた「うん。ミスばっかりで大変だった」
『俺なんていつもだから大丈夫だよ!』
あなた「そうだね笑笑」


なんて他愛もない話をしてる場合じゃない

『デートいけなくてごめんね』
あなた「しょうがないよ。お互い様だって」


怒ってるわけではなさそうだ。

でも 相当疲れているのかいつもは辛い時も俺にバレないように少し高めの声で喋ったりと、隠そうとするのに、

今日はそんな元気もないみたい。


『なんかあった?』

聞いてみるのが1番いい

あなた「なんにもないけど…」
『元気ないみたい』
あなた「ちょっと疲れてるのかな…」
『会いたい』
あなた「えっ…」

無意識に出てしまったその言葉は本心で隠すどころか

普段使わない頭を精一杯働かしてどうしたら会えるかを考えていた。


『今から会える?』
あなた「今日は家族とゆっくりしなよ」

やっとわかった。あなたが元気がない理由が…


あなた「じゃそろそろ電話切るよ」
『絶対いや』
あなた「家族で過ごす時間邪魔しちゃ悪いから…」
『あなたが本当のことを言うまで切らない』
あなた「私が切るよ笑」
『またかけるし』
あなた「じゃあもう寝ようかな笑」
『どうして強がるの?』
あなた「別に強がってるわけじゃ…」
『本当は寂しいんじゃないの?家族に会いたいないなって…』
あなた「思ったところでどうにもならないし、そんなわがまま言えない。」
『俺じゃダメ?頼りない?』
あなた「そんなことないよ…」

前にもあった。誰にも甘えられなくて1人であなたが泣いてたこと。

あれは付き合う前だったと思う。

『約束したよね。あなたが寂しい時はそばにいるって…』
あなた「そんなこと言ったっけ笑」
『笑ってごまかさないで!あなたはどうしたい?』
あなた「……」
『なんでも言って。あなたの思ってることはわがままじゃないから…』
あなた「会いたい…」
『迎えに行こうか?』
あなた「それだと時間かかるし、龍我が大変じゃん」

いい事思いついた!

『そーだ!家くればいいじゃん!』
あなた「邪魔しちゃ悪いよ」
『大丈夫!母さんも絶対いいって言うし妹も会いたがってたから!』
あなた「本当にいいの?」
『もちろん!電車でくる?』
あなた「そうする」
『駅まで迎えに行くね』
あなた「ありがと 急いで行く笑」
『あっ!』
あなた「どうした?」
『泊まれるようにしてきてね』
あなた「本当にありがとう」

急いで階段を降りてお母さんに

『これからあなたきてもいい?』
龍我母「あら、いいけど泊まってくの?」
『うん!』
龍我母「明日の仕事は大丈夫なの?」
『明日は午後からだから、』
龍我母「龍我じゃなくてあなたちゃんが」
『わかんない…』
龍我母「愛されてるのね笑大切にしなさい」
『わかってるよ。じゃあ駅まで迎えに行ってくる!』
龍我母「いってらっしゃい」

急いで駅まで走った 遠いからまだまだ時間があるのはわかってたけど、早く会いたいと思い体が勝手に動く…
こんなに時間が遅く進んでる錯覚に陥ったのは初めてだ。

僕とあなたが会えないように意地悪してるみたいで…



〈まもなく列車がホームに到着します〉



アナウンスとともに列車の音が近づいてきた。
先週は毎日会ってたはずなのに、もう1カ月会ってないんじゃないかってくらいあなたに会いたくて…


電車が到着し、次々と人が降りてくる。
君の姿を探していると、少し大きめのリュックを背負った君の姿が近づいてきた。



ギュッ


あなた「会いたかった」
『俺も会いたかった』
あなた「大好き…」
『俺も…』
あなた「知ってる笑」
『そろそろいこ!』
あなた「いや 」
『なんで!?』
あなた「もう少しこのままがいい 」
『今日はデレデレだね笑』
あなた「うるさい、バーカ//」
『俺は嬉しいけど、明日雨降るかもね笑笑』
あなた「そうだね」

その後もいつも誰かいるかわかんないとか言って外ではなかなか手繋いでくれないのに、今日は自分から手繋いできたり
手繋いでくれたと思ってあなたの方を見ると耳真っ赤にして照れたり笑
いつもと違う新鮮な感じで可愛いなぁって…まあいつもそう思ってるけど笑
あなたは年下とは思えないくらい落ち着きがあって大人だからちょっと妹みたいだなぁなんて
新たな一面がわかって嬉しくなる。


家に着くと…


龍我母「いらっしゃい」
あなた「こんな夜遅くにすみません」
龍我母「全然いいのよー ゆっくりしてってねー」
あなた「ありがとうございます」
『いこ!』


そう言って俺の部屋に…

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りお
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