ちなみにこの日、丁度休みだったから服とか調達しにショッピングモールに☜
🐥「やっぱりここっていつきても飽きないよね笑笑」
そう私に笑いかけてくれる じみん君。
でもなんでこんなに優しいんだろう……
すんごく謎☜
『ね、ねぇ……』
🐥「ん?なに?」
『じみん君はさ……私と居て迷惑じゃないの?』
私が恐る恐る聞いてみると
🐥「フフッ」
なんて笑ってる。
『な、なにかおかしいですか……?』
🐥「あのさ、僕そんなに優しい人じゃないよ笑笑 君といると楽しいから……笑笑」
………え?ほんとに?
🐥「大体さ、僕ね1人なんだ……」
🐥「いっつも、いっつも……」
🐥「僕さ、弟がいるっていったじゃん?」
🐥「僕よりも母さんは弟のほうが好き……みたいでさッ笑笑」
🐥「いつも”あぁ、なんで俺って長男なんだろ”ッて……笑笑」
🐥「ずっと思ってたんだけどね笑笑」
🐥「いつの間にか僕はみんなに置いてかれた人みたいに一人暮らししててさ笑笑」
『じみん君………』
🐥「でもさッ!僕に兄妹みたいな人ができたじゃん?ほら……今僕の隣にいる子!笑笑」
『それって……』
🐥「そう!あなた!」
🐥「だから僕のほうが本当は君に感謝してるんだ笑笑」
🐥「だから……」
🐥「ほんとにありがとう」
そう言って私に笑いかける じみん君。
そんなことを話していたらもうすぐで服屋のブースにつくところだったから
『時間が過ぎるのは早いなぁ……笑笑』
なんて口ずさむと
🐥「そうだね笑笑」 と、じみん君が続いて
いう。
私はこの時ちょっとした じみん君の魅力を実感することができた
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。