じみんside
あぁ、今日も疲れたな
毎日同じような人とつるんで、毎日同じような生活をして
すべて同じ動作をしているだけなのに
なぜこんなに息苦しいと感じてしまうのだろう。
僕はこんなこと思わない人間がすごく羨ましいと思う。
でも、人間はひとりひとり絶対に悩みを持っているんだ。
だからそんな人間はいないって信じてる。
僕は今日、少し変わった物が食べたくなって近くのコンビニへと足を運ぶ。
コンビニ にはたくさんのインスタントラーメンや弁当、雑誌から惣菜まで数多くの種類を取り扱っているから家の近くにあるのはなかなか便利だ。
🐥「ん〜、、、」
🐥「今日はこっちのラーメンにしよっと。」
今日はいつもは食べない辛いラーメンを食べることにした。
コンビニから出ると、近くの公園がやけに騒がしい。
また変な輩がここに集っているのか
でもあれ……?
なんか女の人の声が聞こえる……?
僕は気になり、公園に足を運ぶ。
するとそこには
あなたさんがいた。
慌てて駆け寄り話しかけると君は安心したような顔をしていた。
それで、話を聞いてみると家出って笑笑
あぁ、この子は少しだけ変わった子だなって笑笑
そう思うと好奇心旺盛な僕は泊めるしかないなって思ったんだ笑笑
案の定、あなたさんは面白い人で
”おやすみなさい”と言われた頃には
”あぁ、もうこんな時間なんだ”って
だって時計が1時を過ぎていたから
でもそんな時間もあっという間に感じるほどだったから
そんな人と話せたことに喜びを感じた。
あの子は最初にいった。
『ほんとにいいんですか?』って
僕は”もちろん”とこたえる。
だって あの子はきっと僕に持っていないものを持っていそうだったから
そして
僕の家はもう僕1人だから___
じみんside end.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。