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第1話

料理❤
379
2020/02/02 06:12
「女子のくせに料理出来ないのか笑」


弟に言われたひとことに腹が立った
あなた

ぐぬぬ…

宮舘涼太
あなた?僕やるよ?
あなた

もう弟にバカにされるのは懲り懲り!!
自分でやる!

横でエプロンを付けながら心配そうにこちらを覗いてくる涼太くん
手伝わなくて良いと断ったものの…
分かんない…
宮舘涼太
もう…素直に手伝ってって言ってくれればいいのに…
結局涼太くんに支持されたとおりに料理を進めた
宮舘涼太
何その包丁の持ち方、けがするよ
貸してと言われムスッとしたまま避けた

横で静かに見ていると
宮舘涼太
努力してるのは僕が1番知ってるから無理にやろうとしなくていいんだよ
あなた

でも…女子なのに…料理出来ないなんて…

静かに頭に手を置くと
宮舘涼太
努力してる女の子は1番可愛いの。分からない人には分かられなくていーの。
ちょっとずつ教えてあげるから、ね?
不意に頭に手を置かれた事に動揺を隠せずぽかんとしている所に、微笑みかけられ自分でも赤面しているのが分かった
宮舘涼太
んふ、可愛い
あなた

今可愛いって言った!?可愛いって!?

宮舘涼太
さあ?
あなた

言ったもん聞いた!!

宮舘涼太
フランベから特訓して欲しいのかな?
悪い笑みを浮かべて
そっとおでこに口付けをした。

その日は涼太くんのスパルタ指導の元料理を作った

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