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第4話

53
2020/11/21 13:27
ある日俺たちは自転車にのって
隣の市に遊びに行く事にしていた
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
行こーぜ
司
おう!
将輝
将輝
えぇ
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
ええって‪𐤔‪𐤔‪𐤔
将輝
将輝
だって1つ山超えるじゃん
なんで山と山の間の道通るの
司
そんなの、金かけないためだよ
将輝
将輝
俺だけ、電車で行っていい?
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
え、泣くよ?
司
‪𐤔‪𐤔
将輝
将輝
泣けば?
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
え、将輝くんさいてー
将輝
将輝
……(  '-' )
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
アッ、 すいません
司
‪𐤔‪𐤔‪𐤔‪𐤔‪𐤔
将輝
将輝
今回だけだよ
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
あざす!
司
てか、あいつ遅くね‪𐤔
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
それな
将輝
将輝
まだ来ないのかな
チャリンチャリン
蓮
ごめ!遅れた!
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
おせーぞ
将輝
将輝
早く行って早く休も
司
はぁい‪𐤔‪𐤔
こーして
俺達は進み始めた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、道として使う山まで来た
(ちゃんと道路あるからね?)
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
よーし、こっからや
蓮
れっつごー!
司
おー!
将輝
将輝
はぁ
難なく登り

下り道が見えた
将輝
将輝
(やっと下り道)
将輝
将輝
(ん?なんだろ)
遠く…… いや、そう遠くはない場所に
赤い何かが見える
司
(なんだあれ)
蓮
♪〜
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
(よく見えねぇな)
その場では 蓮以外が
その〝赤い何か〟に気づいていた
蓮は元々霊感はない
もちろん皆も
しかし
その何かを気にしていた
そして
下ろうとした時
蓮
ウァアァァァァァァァ
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
!?
司
!!
将輝
将輝
蓮!!
1番前を走っていた 蓮が
急に悲鳴をあげ、自転車を止めた
皆が駆け寄っていく
蓮
ハァハァ…
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
蓮!どーした!
司
なにがあった!
蓮
……が…
将輝
将輝
え?
蓮
赤いスカートを履いた女の子が……
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
は?
司
そんなやついなかったぞ?
蓮
いや!絶対いたんだ!
僕、みたんだよ!
震えながらもずっとそう言い続ける
すると
将輝
将輝
……蓮 本当は見えたんだ
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
え?
司
将輝どーした?
将輝
将輝
あの時、皆見えてたんでしょ
あの〝赤い何か〟を
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
!!
司
!!
蓮
…僕、見てないフリしたけど 見えてた
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
俺もだ
司
俺も、でも皆 言い出さないから、
将輝
将輝
そっか
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
でも、あれと何の関係が?
将輝
将輝
あれ〝首吊りの木〟でしょ?
司
え!?
蓮
……
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
どーいうこと?
蓮
首吊りの木…聞いたことある
蓮
人が多発して死んでるところ…
将輝
将輝
あぁ、その通りだよ
将輝
将輝
ほら、自殺が後を絶たない場所が
近くにあるって有名だろ?
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
あぁ
司
うん
将輝
将輝
それがあそこだよ
と、さっき通って来た道の方向を指さす
将輝
将輝
そこで死んだ人の幽霊を
蓮くんは見たんじゃない?
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
…そーなのか 蓮?
蓮
…わからない、でも……
司
でも……?
蓮
実はさ、坂を登りきって1回
皆がついてきてるか後ろを振り返ったんだ
蓮
そしたら、その女の子が
こっちをめがけて走ってきてて……
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
司
!?
蓮
でも、そんなのありえないと思って
みんなも来てたし下ろうとしてたんだ
蓮
そしたら…
蓮
〝目の前の木で首を吊って死んでる
赤いスカートの女の子を見たんだ〟
零遊羽(クソ作者)
零遊羽(クソ作者)
!?
司
!!
将輝
将輝
早く下ろう
将輝
将輝
危ない気がする
そして、俺達は下って行った
それからというもの

隣の市に行く時、山の道は通らず

電車を使っている
。。。

あの場所は未だ、自殺が後を絶たない


今日もまた、
誰かが首を吊っているのだろうか…

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