第4話

‐三限目‐
396
2020/06/13 09:28
放課後という事で、お家デートになった私達。
別に、ヤラシイ事とか考えてないからね?
ただ宿題して今日の復習して明日の予習するだけだからね?
という事で伊黒さんのお家に到着!
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
お邪魔しまーす!
伊黒 小芭内
あなただったらいくらでも居ていいよ
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
親が心配するのでそれはちょっと…
伊黒 小芭内
(;-;)
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
ああああああ!!!!
えっと、その……!
伊黒 小芭内
俺、飲み物取ってくるから
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
う、うん…ありがと…
そういって伊黒さんは部屋を出てリビングに行った。
彼氏なのになんだか落ち着かないな…なんて思っちゃったりしてたけど、とある物を見て思考は止まった。
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
い、伊黒さんの…ベッド……
いや、変態なのは認めるけど!
彼氏のベッドにダイブしたいとか思っちゃうでしょ!?
でもダイブしたら伊黒さんに気づかれるから、こっそりベッドの中に入った。
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
はぁ~…伊黒さんの匂いだぁ…
伊黒さんの匂い、好きだなぁ…。
なんでこんなに落ち着くんだろう…。
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
伊黒さん…
伊黒 小芭内
ーー何してんの?
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
あ・・・。
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
い、伊黒さん!違うから!違うから!!
伊黒 小芭内
う、うん見なかった事に
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
違うってば!!
伊黒 小芭内
まあ、俺が我慢出来なくなる前に早くベッドから出たら?
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
は、はい…
最悪なタイミングで帰ってきてしまった伊黒さん。
もう!これで別れようとか言われたらショックでしかないんだけど!!
ーーまあ、私が悪いんだけどさぁ。
伊黒 小芭内
・・・。
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
あ、あの…伊黒さん?
伊黒 小芭内
ーー何?
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
その…ごめんなさい
伊黒 小芭内
それ以前に、なんであんな事をしたんだ?
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
そ、それは…その…
伊黒 小芭内
言えない事情ならいい
ーーある意味言えない!
でもいわない選択をしたら伊黒さんはどう思う?
私の事、嫌いになっちゃうかな…!?
伊黒 小芭内
あなた、手止まってる
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
ふぁ!?ってあああ!!
間違えてるし!
伊黒 小芭内
くっ、ははははははは!!
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
な、なんで笑うの伊黒さん!
伊黒 小芭内
いや、別に
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
教えてよ伊黒さん!
伊黒 小芭内
断る
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
なんで!?
伊黒 小芭内
早く終わらせるぞ、あなた
藤咲 (なまえ)
藤咲 あなた
あ、はい
そういって机に向かって手を動かす伊黒さん。
集中したら、止まらないんだよね…。
だけど何事にも一生懸命な所、私は好きだよ?
ーー早く勉強終わらせなきゃ。

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