腹立つ
俺、あなたに男として見られてなかったのか?
この思いが……
俺は男だ……!!
あなたの顔を僕の手で挟む
真っ直ぐあなたの目を見て……
いつもより低く
強く囁いた
そして、俺のペースに持っていく
あなたに顔を近づけて、
遠ざかろうとするあなたの頭の後ろを手でおおい
覚えてて
僕は、俺
俺は男
いい所でスタッフがあなたを連れていった
あなたをどうしても俺のものにしたくなった
ヒョン達や、
テヒョナ
ジョングガが
あなたに惚れた理由は分からない
けど、あなたは
このメンバー全員を落としていった
みんなタイプは異なるはず
なんでたろうか
あなたの耳にはジョングクのピアス
どんだけ独占欲強いんだよ
なんなんだろう
あなたのどこが、僕達をそうさせてるのだろう
誰にも負けたくない
けど、もう会えない
あなたはarmyかもしれない
付き添いかもしれない
でも、もし、
armyだったら
いつか、また、僕らの前に現れる
そうでなくても、会える気がした
君を探すよ
あなた________
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!