入学式不思議なやつがいた。
顔は見えなかったけどもしかしてと思った。
そしてクラスに入った時
一度見たことのあるような顔が見えた。
佐「いや…まさか…」
そう言いながらもう一度見ようとしたけれど女子が来てもう一度顔は見られなかった。
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そして隣の席の人と仲良くなることになった。
隣の席の女子は俺に気に入られたいのかすごく話しかけてくる。
すると先生が
先「あ!あなたさん!貴方入部届出してないでしょ〜?
推薦入学者は入学式前日に持って来いって言われてなかった〜?」
推薦入学…
あの足の速さなら…まさか…
女「勝利君聞いてる〜?」
すると隣の席の子が話しかけてきた。
佐「うん、聞いてるよ?続きは?」
そう言うと
女「キャー!それでね〜?」
そして俺は先生のところに行った彼女のことを見た。
先「はい、じゃあ何部に入部するの〜?」
ここで陸上部だったらほぼ確信できる…けど…
貴「陸上部です!」
やっぱり…あの女子なのか…
先「タイムは?」
そっか陸上部はタイム書くんだっけ?
そういえばあの大会で優勝したなら…
佐「12秒…」 貴「12秒です!」
やっぱり…!あの女子だ。
やっと会えた。
俺の好きな人_
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!