入学式でやらかしたことも忘れて
今はクラス分け表を見に来ている。
貴「えーっと私はァ〜…」
「「キャァァァァァァァァァァア!!!!」」
え、まってうるさい←
女1「まって!?私Sexy Zoneとおなじ2組なんだけど!?!?」
女2「うそ!?ずるい!私は離れた…!」
女3「神クラスじゃん!!!!!」
あー、入学式の5人組
貴「私は〜〜2組…?2組ってあいつらと一緒?…」
うわぁ〜…まぁ関わることもないしいっか。
するとまた女子が
キャァァァァァァァァァァア!!!!
と叫び出した。
貴「今度は何…!」
私が黄色い声の方を向くと
Sexy Zoneが居た。
貴「よし、教室行くべ」←
はぁ、関わりたくない…
中「俺たちの教室どこ〜?」
後からそんな声が聞こえたけど
そんなもの無視して二組に向かった。
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ガラララララララ
貴「おはよございまーす。」
黒板に書いてある席表を見て席につこうとした。
うんつこうとした。
貴「隣が…中島…健人」
いや同姓同名だろ←
貴「いや出席番号順だしすぐ席替えするだろうし…!」
そう行って席についた。
貴「入学初日は部活入れんのかなぁ〜」
もし今日仮入部とかなかったら走るか
そう思いながら周りをチラチラ見た。
皆グループをつくって楽しそうに話している。
貴「私も友達作った方がいいのかなぁ〜」
別に私はコミュ障とかじゃない。
ただちょっとめんどくさいって言うか…
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「あんたなんかっ…!!!!!死ねばいいのに…!」
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貴「はぁ…」
私は深くため息をついた。
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■は過去の話です。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。