第17話

バレンタイン特別編③
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2018/02/14 12:02
そして昼ごはんの時間。


貴「あぁ!飯!飯!」


ご飯ということで少しテンションが上がった。


そしてクラスの女子は昼ごはんの時間になると急にチョコを持って

男子に私に行っていた。


Sexy Zoneは女子に廊下に呼び出されていた



貴「早く手洗ってこよ…」


席を立った時ふと目に入った。



それはいわゆる陰キャと言われる男子集団。


古川、山口、石井、鈴宮、尾崎。


皆チョコを羨ましそうに見ている。


私は別に陰キャとか陽キャとかわからないし

興味がない。



その時DARSをお母さんからもらったのを思い出した。






私は鞄からDARSを取り出して古川たちの所に行った。





貴「ねぇ古川達、私お母さんからDARS5個貰ったからあんた達に上げるよ〜」


すると古川達は


古「えっ?いいの!?」


想像以上に喜んでくれた。

山「嬉しい…ありがとう…。」


普段喋ったことのない5人だったけど案がいいやつだった。



貴「あ、お返しとかいいからね〜!じゃ!」



私は手を洗いに行った




********



手を洗って席に戻ると

Sexy Zoneは私の席に机をくっつけて

昼ご飯を食べるのを待っていてくれた。





貴「なに?帰還したの?」


私が席につきながら聞くと


マ「うん!ただいま〜!」


と、マリウスが答えてくれた。




貴「よし、食べよ!

いただきまーす!」










私達が駄弁りながらお昼ご飯を食べていると






成「は?お前らなに?陰キャの癖してチョコとか貰ったの?w」



成志が私が古川たちに渡したチョコのことを言っていた。

成「陰キャの分際でチョコなんて貰ってんじゃねーよ!」


そう言って私が5人に上げたDARSを奪い取って

床に叩きつけた



何してんだあいつ…



古「何するんだよ!!」


古川が怒った。


成「あぁ?調子のんじゃねぇよwこんなゴミいらねぇだろw」



そう言って成志は私が5人に上げたチョコを思い切り踏んづけた。




女「うわ、性格悪すぎない?あいつ、いくら自分がチョコ貰ってないからって最低…」


向から小声で女子達の声が聞こえてきた。





その時だった。



古「やめろよ!!!!!」


古川が成志の足にしがみついてチョコを踏む足を止めていた。


成「なにすんだよ!陰キャの分際で俺に触んじゃねぇ!!!!!」


バコッ!



成志が古川を殴った。


そして古川はその場に倒れ込んだ。





菊「あれそろそろやばいな。」


中「止めるか。」





あぁ、せっかくのご飯が不味くなるじゃん…



私今日部活もなくて不機嫌なんだけど…




貴「はぁ…」



私は席を立ち上がった


松「あなた…?」








成志は動かなくなった古川を蹴り続けている








貴「成志…飯が不味くなる…」



そう言って私は成志の元に歩いていった

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