第14話

私の過去
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2019/01/13 03:23
3歳の頃
1歳の妹が目の前で殺され
両親はすぐ帰ってくるから
とだけ言って
3歳の私を置いて家を出ていった
3歳の私はまだ嘘というものを知らない
だから私は
すぐ帰ってくる
そう思って一日を過ごした
喉はかわいてお腹は空いていた
飲むための水を探した
どこを探しても水はない
3歳の私は体力に限界が来ていた
冷蔵庫の1番下を開けた
そこには三本のペットボトル
その中にはお水
硬いキャップを一生懸命ひねって
キャップを開けた
両手で重いペットボトルを支えて
その水を飲んだ
ご飯が食べたい
そう思ったが
眠気に負けて
そのまま寝てしまった
そんな生活が1週間
それくらいは水を沢山飲んですごしていた

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