第29話

ユーキくんママとママ
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2019/01/14 14:03
(夢主ほとんど出てきません)
ぴーんぽーん
母「はーい」
がちゃ
母「すみません💦
来て頂いて💦」
5母「全然大丈夫ですよ!
うちの息子が勝手にすみません💦」
母「いや!全然!
あ、どうぞお入りください」
5母「こんな庶民がお金持ちのお家にすみません💦」
母「庶民なんかじゃないでしょう!
私なんかも全然お金持ちじゃないですし!」
「ユーキくん、お部屋行こう?」
5「わかった!」
母「、、、
実は、あなたは私の子じゃないんです」
5母「そうなんですか?!
息子から隣のクラスの子と仲良くなって、色々あって学校をしばらく休むことになったとしか聞いてなくて、、」
母「そうだったんですね、
お話、聞いてもらってもいいですか?」
5母「はい、もちろん」
母「あなたは隣のお家の子だったんです
でも隣の方は育てるお金が無くてご両親がお家を出ていってしまった
当時3歳だった彼女はお水だけで1週間生活をして、」
5母「えっ、、」
母「驚きますよね
彼女はものすごく弱って門の前に座ってたらしいんです
私の主人が仕事から帰ってきたら隣のお家の子がママとパパが帰ってこないって門の前にいたと言っていたんです
すぐに帰ってくるものだと思って彼女にとりあえずご飯を食べさせようとしたら彼女はスプーンを何度も何度も落として、こう呟いたの
違うお部屋行きたい
それでいつもの遊び場のお部屋に閉じこもってしまったの」
5母「、、、」
母「彼女は小学校で親と顔が似てないって虐められてたらしいんです
それから中学校高校と同じ子がクラスにいて、その子を中心にずっと虐められていたらしいの」
5母「、、、」
母「それでこの前、ユーキくんが彼女に話しかけてくれたみたいで、彼女と先生のところにお話に行ったらしくて、そこで早退することにして、学校を暫く休んでいいと言われたらしいの
それから早退して、彼女を楽しませるために遊園地に連れて行ってくれて、、
あの子は家でもあまり喋らなかった
小学校に上がってからは特に
でもユーキくんと出会って変わったみたい
あの子はものすごく元気で、世界が変わったように明るくなった」
5母「、、、」
母「全てユーキくんのおかげなの
これも何かの縁かもしれないわ
もしよければこれからも仲良くしていただけない?」
5母「えっ?いいんですか?」
母「もちろん!」
5母「じゃあよろしくお願いします!」
母「ありがとうございます!」
5母「あなたちゃん、そんなに辛い過去があったなんて、、
ユーキもグループの活動があってなかなか会えないと思います
それでもあなたちゃんのためになるならここに通える時は通ってあなたちゃんと遊んであなたちゃんが楽しい思い出を作っていってもらいたい」
母「んふふ
親子って凄いわね
私には本当の子供がいないの
あの子は養子のような子
だけど村田さんは本物の親子だから意見が似るのねw
ユーキくんも同じこと言ってたわ」
5母「そうなんですか?!」
「ママ、ユーキくん、これからお仕事だって」
5「すみません、じゃあ俺はここで」
母「ありがとうね!また来てちょうだい!」
5「はい!」
5母「あ、そうそう
家庭教師のお金っていくら?」
母「あ、いいのよ
あなたと遊んだり色々してくれてるお礼として
それにあなたが暫く学校休むのと一緒に村田さんも一緒に休むことになったらしいから、申し訳なくて、、」
5母「でも、、」
母「いいのよ、気にしないで」









なんか仲良くなってるw

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