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第1話

夏と幼馴染
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2021/04/29 07:25












二宮
二宮
帰ろーぜー












誰もいない教室で二宮の声が響いた











今日から夏休み。







早速、放課後 遊ぶ約束をしている声も聞こえた





まあ、私には関係ないけど。











二宮
二宮
あなた?
U
U
うん、帰ろ帰ろ
二宮
二宮
なに、考え事?
U
U
いやぁ、夏休みが来たーみたいな?
二宮
二宮
お前でもそんなこと思うの
U
U
え、馬鹿にしてんの?
二宮
二宮
暇な日これに書いといて
二宮
二宮
俺はもう書いといた
U
U
話逸らすな
U
U
で、これなに












二宮が差し出してきたボロっボロのノート





なんだこれ、汚い。











二宮
二宮
夏休み計画ノート的な?
U
U
あのさ、もうちょっと綺麗なの無かったの?
U
U
雨の日に濡れたノートみたい
二宮
二宮
おお、当たり笑
U
U
当たりじゃないわ
二宮
二宮
はい、すみません












雨の日に濡れたらしいノートを受け取ってみる





一気に手にノートの重みが伝わった





思ったより、ちょっと嬉しかった。











U
U
バイトの日以外空いてるよ
二宮
二宮
だろーな、遊ぶやつ居ないもんな笑
U
U
はいはい、人気者ですもんねー
二宮
二宮
嘘だよ、そんな拗ねんな
U
U
拗ねてない
二宮
二宮
幼馴染だから何でも分かんの。
二宮
二宮
俺最高だろ??
U
U
別に??












そう、此奴は最高の幼馴染だ。












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