Ryuto＿

わけも分からず、起きた数秒後に泣き出してしまったみずっくんを橋もっちゃんとあやす。

なんで突然泣き出したんだろ…。

橋もっちゃんとがりさんから、みずっくんは泣かないって聞いてたから余計に分からなくなる。

優「がりさん早くっ、」

蒼「ちょっと待って」

って廊下からバタバタと走ってきた2人。

その瞬間。

みずっくんの鳴 泣き声が大きくなって、がりさんの方に必死に手を伸ばした。

涼「やっぱりそういうことだわ。がりさん」

蒼「え、なに、俺？」

不思議そうに、不安そうに瑞稀くん。抱っこするがりさん。

瑞稀くんは精一杯の力でがりさんを抱きしめて、しばらくして泣き止んだ。

優「え…なん、だったんだろ…」

龍「みずっくん、泣くんだね…」

蒼「でも、なんで急に…？」

涼「怖かったんじゃない？」

優「怖かった？」

涼「うん。昨日からがりさんとずっと一緒だったから。起きたらいなくなっててびっくりしたんだと思うよ」

蒼「そういう、こと…」

みんな納得したように頷く。

泣き疲れたのか、がりさんの腕の中でいつの間にか再び夢の世界へ行ってしまったみずっくん。

これはしばらくがりさんにベッタリかな？

涼「ほら。みんな。仕事の準備するよ〜」

「「「はーい」」」