第22話

勇斗side
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2018/12/28 15:47
☆勇斗side



正直受け止められなかった


右半身が思うように動かない

あなたには絶対に言わないつもりだった
病気のことを

しかし知られてしまった。


人前では滅多に泣かない俺だけどあの時つい泣いてしまった


辛かった。


でもあなたがそばにいてくれた。


あなたを見ると安心する


俺は小さい頃から体が弱く入退院を繰り返してきた。

学校にもあまり行けず一人ぼっちだった。
だけど幼馴染だったあなたは俺の大事な友達だった。

ずっと一緒にすごしてきた。









でも病気の事は言えなかった。














なぜか?




















大好きだから






















あなたのことが


















大好きだから言えなかった



















あなたと瑞生が帰ったその日の夜


俺は泣いた























まだ生きたい


















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