そして後日
瑞生と一緒にお見舞いに行った
(|・ω・)|ガラガラ
私達は勇斗のベッドの隣に椅子をおき勇斗の目が覚めるのを待っていた。
瑞生は棚の扉を開け飲み物を取り出した。
バッシャーン
扉の中の物が落ちてしまった
瑞生は勇斗の方へ飲み物を渡した。
勇斗の手はガタガタの震えていた
しかもそれは右手
なんと勇斗の体は右半身が麻痺していた。
瑞生は笑いでなんとか誤魔化そうとした。
そう言って飲み物を勇斗の手に握らせた。
しかし勇斗の手には力が入らず、ペットボトルを落としてしまった。
勇斗は右手を左手で叩き始めた。
勇斗は泣いていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。