あなたの下の名前side
だとしたらヤバすぎる……
生徒を危険な目に晒す訳には行かない
え?
悟の実力って何を今更強いに決まってるじゃない
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そう言って職員室を出たのが30分前
そして私が集合場所に着いたのが10分前
今の時刻集合時間8分過ぎ……
舐めてんのか!?
お?あなたの下の名前せんせーなら怒らない〜とか思ってんのか?10分前行動!基本!最低でも5分前行動! 最 低 で も!
何か言うことは?
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悟side
夜蛾先生に今日はあなたの下の名前せんせーと合同任務って言われた
特級と準一級が必要な任務ってなんだよ……って思ってたらどーやら今回あなたの下の名前せんせーは俺の監視役らしい
まぁ一緒に行けるならいいやーと思い集合場所に着いたのが8分過ぎ
無 言 の 圧
なんかしたか?
もしかして……遅刻したこと?いーじゃんこれくらいとか思いながら
謝った
偉くね?
た め 息
そーいながらあなたの下の名前せんせーは先を行く
俺は横に並ぶ
傑と硝子もいるけど……
?
知ってるし……
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あなたの下の名前side
悟に遊びに誘われた……私は教師だよ?
友達とは違う関係なの…それに
え……そんなに意外?
……(´Д`)ハァ…
小さい頃からずっと訓練ばっかだったから
人を恋愛的に好きになったことは無いわ
何故嬉しそうにする
言ってないからね?
むしろ知ってたら怖いわよ
なんやかんな話してたらついた任務先
……
聞いてたんだね
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悟side
あなたの下の名前せんせーと一緒だから早く終わるっしょって思ってたら忘れてた……今日あなたの下の名前せんせー監視役じゃん……
そう呟くと出てきたのは2級呪霊と1級呪霊
あなたの下の名前せんせーは驚いてるけど俺は淡々と呪霊を祓う
あーまぁ……うん←
聞こえてる……報告?悪い意味か?
プルル
あなたの下の名前せんせーの電話らしい
ヒラヒラと手を振りあなたの下の名前せんせーを見送った
さて、3級の雑魚を片付けなきゃな
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あなたの下の名前side
一応任務が終わったからかかってきた電話に出た
!
っていうか!それなら!
一応
バコンッ!
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建物からだ!
なんで?今日の任務は2級と準1級だけの予定……
……ならなぜさっき1級がいた?
……特級の気配?
バンッ!
しくった!気づかなかった!
いくら無限があっても悟はまだ準一級!
しかもまだ悟の無限はオートマじゃない!
うん!大丈夫じゃないね!やばいね!血出てるもん!
ワンパンで呪霊が消えてく
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悟side
あなたの下の名前せんせーが出たあと俺は3級の雑魚を祓っていた
すると突然恐ろしいほどの圧を感じた
もしかして……
気がつくのが遅く無限の対応が間に合わなかった
どうする……
とにかく今は無限を貼ってあなたの下の名前せんせーが来るのを待つか?……俺が倒すか?
ダメだ
精一杯の全力のパンチが止められた……血が沢山出てくる……
くそっ!呪霊のやつ遠くに行きやがって……
バンッ!
音がした方を見るとそこにはあなたの下の名前せんせーがいた
大丈夫に見える?
そう言いたいけど……今は言う余裕が無い
あなたの下の名前せんせー反転術式使えんの?
すげぇ痛みが引いてく……傷が治ってく
心配そうな顔で覗きこんでくるあなたの下の名前せんせーの後ろに呪霊が見えた……今にも攻撃しようとしている
咄嗟に俺はそう叫んだ
……すげー
それしか言葉が出なかった
ワンパンで特級呪霊を祓いやがった
あれが雑魚?
やばすぎるだろやっぱあなたの下の名前せんせーは尊敬している呪術師だな
そんなことを考えながら俺は意識を手放した
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あなたの下の名前side
振り向くと悟が倒れていた
反転術式をしたから死んだ訳では無い……恐らく気絶?
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あれから悟を医務室に寝かせた
硝子によると1日も経てば起きるとのこと
なんで硝子わかるの?凄すぎん?
そう2人に告げる
か わ い い
ヒラヒラと手を振り急いで駅へと向かった
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……正直この任務には行きたくない……
なぜならあと3日であの子達が2年生になるのだ……つまり任務中に進学するのである。進級の反応見たかったなぁ……
1年生……どんな子達だろ
そんなことを新幹線内で考えていると宮城県仙台市に到着した
長かった……多分←
夜蛾先生に言われたホテルにつき荷物を置き何をしようか考えて散歩をしようと外に出た
のんびりと歩きながら呪霊を祓っていると
道路に向かって走っている男の子がいた
右からは猛スピードの車
なんなら反対車線(左)からも車
キャー
周りから悲鳴が上がる
男の子はびっくりして動けないでいた
気がつけば走り出していた
男の子に手を伸ばし抱きかかえると素早く走り向こうの歩道に滑り込んだ(もちろん自分の背中を向けて)
おぉー(๑´ω`ノノ゙ぱちぱちぱち✧
周りから声が上がる
拍手をしてる奴もいる
特級呪術師なめんなよ!?
男の子は固まっていた
そりゃそうか
大丈夫みたい
見たところ怪我もない
じゃあね
そう言って手をヒラヒラと振りまた散歩に向かった
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次の日
今日もまた雑魚狩りをしていたら声をかけられた
振り向くと昨日の男の子がいた
フフッやっぱ感謝されるのは嬉しいなぁ
へ?師匠?
私、雨宮あなたの下の名前任務先で小さな弟子が出来ました。
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……また長くなってしまった( ・∇・)
さぁまさかの悠ニの登場です!w
どーなるのでしょうか…作者にも分かりません←
私は話を下書き保存とかしないで書いたやつをすぐ投稿するタイプなのでこの先の話は分かりません!まぁざっくりとは決まってるけど( ・∇・)
話にもあった通りさしす組が2年生になります!ということは?
1章 さしす組1年生
2章 さしす組2年生←もうすぐでココ!
3章 星漿体護衛任務
4章 星漿体護衛任務のその後
5章 現在(1年ズ2年ズとか出てくる)
・
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こういうことですね!(*^^*)
はい!なんか時間の流れ早くない?とかは気にしないでください……気にしたら負けです!w
それでは次のお話で!バイバイッ!w
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次回
弟子が出来ました( ・∇・)
デュエルスタンバイ!!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!