第11話

-10-
31
2019/03/22 03:27
涙が止まったのはちょうど

夕陽がおちたときだった。

僕はすぐに電車を乗って帰った。

今すぐ美咲に会いたくなった。

美咲っ!!美咲っっ。みさき…。

夜の学校。少し不気味だった

でもそんなの関係なしに屋上に向かった

_扉を開ける音_
ガチャッガチャッ…バンッ

『美咲っ!!!!』

気づいたらそう叫んでいた

顔をあげた瞬間

美咲が泣いていた

凄く綺麗で

とりこになってしまうような

それくらい綺麗で

美咲は見られちゃったって苦笑い

思わず抱き締めてしまった。

プリ小説オーディオドラマ