⚠ハッピーエンドですが、前半は悲しい感じになってます
⚠苦手な方は注意!
START⬇
最近はお互いに任務が重なりなかなか会えていない状態が続いていた
それでも、電話や連絡を取り合って入れたからそれで私は満足だった
なのに、最近の悠仁は電話は出てくれないし既読がなかなかつかない
これで今日は最後と電話をかけてみるとやっと出てくれた
そう、明日は私の誕生日なのだ
なかなかデートする機会がなかったときに、悠仁がこの日は絶対にデートしようって何ヶ月も前から言っていた日だ
悠仁が話してる途中で切ってしまった
デートを忘れられたくらいで泣きそうになっている自分に気づいて呆れた
涙で枕が濡れるのもお構い無しに寝た
虎杖side
ブチッ
急にあなたから電話を切られた
明日になれば元通りだろうと呑気なことを考え眠ることにした
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朝目が覚めて、お茶を飲みに行くと空っぽなことに気が付き近くのコンビニへと買いに行くことにした
伏黒が凄い形相で睨みつけてくる
そこまで聞いてハッとした
そうだ、何ヶ月も前から約束していたんだった
忙しすぎてつい忘れてた
最低なことをしたと思い身体中から冷や汗が出てくる
昨日の自分を今すぐぶん殴りに行きたい
伏黒を背に急いであなたの家へと向かった
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あなたside
一晩中泣いてたせいで目は赤く腫れていてとても外に出れるような顔では無かった
ピンポーン
突然チャイムがなり、扉を開けると悠仁が立っていた
目が合った途端に悠仁は頭を下げ謝ってきた
悠仁の頭がとれるんじゃないかってぐらいに激しく頭を下げるからつい笑ってしまった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!