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あたしside
顕嵐「 おきて〜」
『 兄貴おはよう 』
顕嵐「 風磨起きろ〜 」
風磨「 ん 、」
風磨って寝起き悪いんだね笑
『 風磨遅刻するよ?』
風磨「 何時 、」
『 7時過ぎ 』
風磨「 早えよ 、」
『 ここから学校まで時間かかるの知ってるでしょ?』
風磨「 え 、まって 、!!!!」
『 わ 、おはよう 』
風磨「 おはよ 、ってここあなたの家か 、忘れてた 」
『 忘れるな笑 』
顕嵐「 はいそこイチャイチャしなーい 」
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顕嵐「 ほんとにごめん!!」
兄貴今日学校行かない日らしくてあたしと一緒に学校に行けないんだって
『 学校まで遠すぎて無理だから〜 』
風磨「 俺が送ってくってば 」
『 風磨に迷惑かけられないって 』
風磨「 大丈夫 」
『 やだ 』
風磨「 たまには甘えて欲しい 」
『 風磨 、、
·····わかったお願いします 』
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風磨「 いくよ 」
『 うん 』
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『 ありがとう 』
風磨「 じゃあな 」
『 おはよ〜 』
美桜「 おはよ 、って 、足どうしたの?!」
『 昨日ちょっとね笑 』
道枝「 大変やったね 」
『 え 、あ 、うん笑 』
道枝「 昨日はごめんな 、なんか男の人と一緒にいたのに 」
『 いや 、大丈夫だよ笑
··········こっちこそごめんねなんか 、ね 』
道枝「 あれ 、彼氏?」
『 あれ見せてバレないわけないよね笑
そう 、あれが彼氏 』
道枝「 意外とイケメンでびっくりした 」
『 失礼な笑 』
道枝「 ごめんごめん 」
涼「 骨折とか何年ぶりよ笑 」
『 ん〜 、8年くらい?』
涼「 あん時か笑 あれはほんとにごめん笑 」
『 だからあれ涼ちゃんのせいじゃないってば 』
涼「 あれは俺のせいだよ 」
瑞稀「 何があったの?笑 」
『 小一のときね 』
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涼「 あっちいけよ!!」
(ヴワオ!!!ヴァンヴァン!!)
涼「 お願いだからあっち行ってくれよ!」
『 涼ちゃ〜ん?』
涼「 あなた?」
『 涼ちゃん大丈夫?!』
涼「 大丈夫 、じゃない 泣 」
『 わんちゃん!あっちいけ!!』
そこにある木の棒をとって遠くへ投げた
( ヴアン!!)
『 涼ちゃんまっててね今行くから!』
涼ちゃんは犬が大嫌いで苦手で 、だから大きな犬に追っかけられた時反射的に大きい木の上に登っちゃうの
『 なんで木の上いくかな〜 、』
涼「 ごめん 泣 」
『 手!つかんで涼ちゃん!!』
涼「 届かないよお!泣 」
『 男の子でしょ?!がんばって!!』
涼「 頑張れない!」
『 ほんとに涼ちゃんがんばってよ!』
涼「 うう 、ん〜!!!」
『 つかんだ!涼ちゃんつかんだから! 』
涼「 うわああああ!泣 」
『 泣かないで!手放さないで!』
涼「 んんん 、!」
『 涼ちゃん!ちゃんと前み 、、、、、、、』
ドン!!!
涼「 あなた?あなた!!」
『 ん 、えへへ 、落ちちゃった笑 』
涼「 いたいとこなあい?」
『 ん 、だいじょーぶ 、笑 』
顕「 あなた〜?帰るよ 、って大丈夫?!」
『 おにいちゃ 、大丈夫だよ
それより涼ちゃん助けてあげて 』
顕「 涼?上か 、ちょっと待ってろ 」
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瑞稀「 いたそ 、」
『 ちっちゃかったから木が大きく見えたけど実際落ちた所は今の涼ちゃんが二人分ないくらいだったんだよね笑 』
涼「 いやでも骨折で済んでよかったよな 」
「 あなた〜?」
『 はいっ!?』
風磨「 いや 、ごめんこれ預かってたままだった 」
『 ああ笑 ありがとう 』
風磨「 いいえ 、じゃあな 」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。