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あたしside
「 っ!あなた!あなた!」
誰かあたしを呼んでる?でもだれだろう 、
「 だい 、、、か?」
『 ん 、』
「 よかった 、ほんとに 」
『 ふうま 、?なんで?』
風磨「 顕嵐くんに教えてもらって 、」
そっか 、喧嘩してたんだっけ 、?
あ 、また迷惑かけちゃったんだね
『 ごめんね 』
「 謝んなって 、」
『 ん 、ふうまああああああ 、』
抱きついた風磨からいつもと同じ匂いがしてもっと涙がでてくる
『 悔しい 、』
風磨「 ん?」
『 、風磨に迎えに来てもらうのなんか悔しい 、』
風磨「 ふは 、意味わかんね笑 」
『 帰る 』
風磨「 鍵は?」
『 見つかってたらこんなとこいないから笑 』
やっぱほんとにばかだし何考えてるかわかんないけど結局風磨って 、、、、
『 ·····いね 、』
風磨「 ん?」
『 別に 』
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!