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第47話

二人の時間
無一郎side

[規制はしてありますがちょい下ネタ含みます。あ、ガチの下ネタではないです。ので、ご安心を───
あんころもちもちより]
無一郎side
兄さんどうして泣いてるの……?
有一郎
……ううん…なんでもない
 兄さんは湯船に浸かりながら一筋の涙を溢し、その涙を隠すように手のひらで顔を隠した。
 兄さん……どうして急に泣いちゃったの?僕でいいなら訳を話してよ
無一郎side
兄さん…どうしたの?教えてよ!
有一郎
いいんだ無一郎。気にしないでくれ
無一郎side
で、でも!!
 お父さんとお母さんの海外にお店を出すっていう夢を一番応援していたのは兄さんだった。兄さんに後押しされたお父さんとお母さんは夢を叶えることができた。そのことを兄さんはとても喜んでいたと同時に、心の扉を閉じていった───。
『兄さん!遊ぼうよ!』
『兄さんお腹すいたよ~』
『兄さんあれ買ってよ!』
『兄さん勉強教えて!!』
どんな僕のお願いにも兄さんは『いやだ』なんて言わなかった。でも『いいよ』とも言わなかった。

兄さんは黙って僕のお願いを聞いてくれた。
気づいたらそれが兄さんの自由を奪っていったんじゃないかって……そう思うと背筋が凍る。
炭治郎が禰豆子さんのことを大切に思い、禰豆子さんが炭治郎を大切に思うように……、二人が二人を支えあっている……そんな兄弟にならなきゃって思う。
兄さんが僕に尽くしてくれたように、
僕は兄さんのためになりたい……!!
そして、兄さんを僕のせいで苦しめたくない。
弟に悩みごとを打ち明けられない兄さんって……
そんな兄弟って…………兄弟なのかな?
無一郎side
僕に相談してよ!!
そんなに僕って信用ないの?!
少し強がった言い方になっちゃった。
有一郎
……無一郎……
兄さんのことを思うとなぜか視界がぼやけてきた。
有一郎
……なんでお前まで泣いてるんだよ
無一郎side
……!
兄さんが泣いてるから!
涙が伝染してきたのっ!!もう!
有一郎
ふふふ……あはは!!
無一郎side
……え、、、
有一郎
あはは!はは!
なんか、お前って変なやつ!
ムッカ~!!!!
なんだよ、兄さん!!こっちが一生懸命なのに!
無一郎side
兄さんなんて…もう知らないんだから!
そう言って走ってお風呂場を出ようとしたけれど、ずってーん!!って扉の前で転んじゃった。
有一郎
ふへへへ!!!
14歳の男子がキ○○マだして
転んでやがる!!!!へへへ!!
無一郎side
う、うるせいやいっ!!
兄さんが僕の肩をつかんだ
有一郎
お前、体も髪もまだ洗ってないだろ?
無一郎side
……んもぉお!!!!
スッゴク恥ずかしいんだけど……
兄さんが笑ってくれたからそれでいっか!



☆それでいいのか無一郎─────?!