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第39話

小悪魔むいくん
あなた

えっ、でも!!!
お母さんに許可をもらわないと……

無一郎
大丈夫っ!
もう、もらった~
あなた

ええっ!

 明日から本土上陸と思われていた台風がもう関東までやって来たらしい。テレビでは気候予想士が驚きの声をあげている。気象庁からのコメントまで出ているみたい。
 そんな台風だもの。うちのおかあさんはあっけなくオッケーしたらしい。
有一郎
ただいま~
無一郎
兄さんお帰り~
有一郎
無一郎……お前あなたにそのジーンズ
履かせたのか??
無一郎
ダメ?これが一番小さいサイズだし
有一郎
もっと綺麗なのあっただろうし
あなた

あ、あのっ……!

有一郎
ん?
あなた

泊めて……くれて……ありがとう

お礼はきちんと言っておかないと。
二人はそろってニコッと笑った。
そっくりだなぁ。
どっちがどっちか、後ろ姿じゃわからないよ。
有一郎
あなた、
夕飯の買い物のついでに
服買ってきたんだ。
あなた

え!悪いよっ!

有一郎
でも、パジャマとかどうするんだよ?
あなた

うぅ……

無一郎
兄さん!
あなたは僕の服で充分だって
有一郎
あのなぁ~?
3歳児だったらいいんだぞ?
でもあなたは13だぞ?
彼シャツみたいなことするんじゃねぇ!
 彼…………シャツ……
 その単語を聞いた瞬間顔が赤くなっていくのが自分でも分かった。彼シャツって言った!彼シャツって言った!もう!!!なんか、好きじゃないけど照れるじゃんっ!
有一郎
あなた、顔が赤いぞ。
どうしたんだ?熱か?
あ、雨で風邪引いたのか?
あなた

ち、違う……!

 手で顔を隠してそっぽを向く。
無一郎
だって彼シャツだもん
付き合ってるもん
あなた

は?!

無一郎
え、違うの?
 なんなの、有一郎くんもそんな感じだったけど!時透家ってそーゆー感じなの?そーゆーノリなの?
あなた

つ、付き合ってないし!

有一郎
ほーら。
あなた嫌がってるじゃん
あなた

嫌がってはないけど、付き合ってはない

無一郎
嫌がってないってことは
……何を言い出すのかなこのかわいい小悪魔は…
無一郎
僕のこと好きってこと?
あなた

…………はい?

無一郎
知ってる?
僕も兄さんも我妻先輩もあなたのこと
好きなんだよ?わかってる?
自分の立場。
 ……え。体がフリーズする。
 な、何言ってるの……むいくん
有一郎
っ!あ"ー!言っちゃった
 有一郎くんまで何を言い出すの!
 理解が追い付かないよ……
無一郎
だぁーかぁーら。今あなたは
僕と兄さんの二人から好意を寄せられているんだよ。
その二人と一晩中一緒にいるの。
あなた

…………

有一郎
まぁ、変なことはしない
あなた

……

無一郎
だから、覚悟しててね