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第38話

気遣い
 お風呂からあがると脱衣場に置き手紙と服一式が置かれていた。幸い、下着は濡れていなかった。
┌─────────────────┐
 あなたさんへ
 
 お洋服、僕のだけど遠慮せずに
 着てね!
 パーカーは、今は気温が低いから
 風邪引いちゃうと大変だから
 着てね!
 とってももこもこしてあっかいんだ!

       無一郎より
└─────────────────┘
 手紙の下には白色のカッターシャツとジーンズ、ピンク色のもこもことしたパーカーが置かれていた。着てみると結構ぶかぶかでだぼだぼで動きにくい。ピンク色のもこもこパーカーはタグを見るとレディースと書かれていた。これを無一郎先輩が着てるつて考えたら可愛いなぁ。
 脱衣場を出るとあることに気づいた。
 さっきまで着てた服、どこ行ったんだろ。
 脱衣場には無かった。ということは……?

 小走りでリビングに向かうと無一郎先輩が私の服を部屋干し用のハンガーにかけて干そうとしていた。まって、それは流石に恥ずかしいって!!それに、申し訳ない!
あなた

無一郎先輩、そこまでしてもらわなくて
いいんですよ?!大丈夫ですから!

 無一郎先輩はハンガーをさっと干して人差し指で私の唇を押さえて
無一郎
無一郎先輩じゃなくて『むいくん』
って呼んでくれないかな?
 まって、この体制は良くない!!反則!!
あなた

ふふんふひふ
訳)わかりました

無一郎
ひひ。じゃあ、やり直し
あなた

え……あ……
む、むいくん…

 むいくんの顔が一気に真っ赤になった。
あ、もしかして照れてる?へへ。かっわいい~。
無一郎
っ……!あ、あと!
さっき洗濯機で洗ったから
干さないとカビ生えるけど
それでも干さなくていい??
あなた

……え、あ……

無一郎
はい、干すね~
あなた

……有一郎くんはどこに行ったの?

無一郎
あ~。買い物
あなた

え、なんで、

無一郎
テレビ見てみなよ。
台風だけど?台風で電車が止まっちゃったの。
それでもあなたは3
駅先の自分の家に帰れるの?
あなた

……無理かな

無一郎
ってことで今日はお泊まり!
 ……はい?