第58話

俺が休みの日に。
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2022/06/12 12:48

目黒side









これは俺が休みの日だったスケジュールの日









阿部ちゃんと俺が離れることってほぼないんだけど










この日は別々になってた。











で、昨日忘れ物をしちゃって








今から取りに行くんだ。









『おはようございますー』









向井「めめっ!どないしたん?仕事入ってないやろ」










『入ってないけど、忘れ物して』










向井「何忘れたん?」









『スマホ。』








向井「そうなんや。鳴らそか?」









『いや、大丈夫。自分の部屋だから。ちょっと取ってくる』









俺は、自分の部屋に向かった。









中に入ると……机の上に置いてあった。









さっき、阿部ちゃんが居なかった。










どうしたんだろう。誰かとやってるのかな。










出来れば、俺が居ない時はならないで欲しい。










その時、モニターをつけた。










『えっ』









そこに映ってたのは、阿部ちゃんとラウールが接客してる姿だった。









『……だからか』










ラウールをやらせてみたいから









俺がいると止めるから、俺を休みにしたんだ。










俺は、みんなの部屋が集まっとる部屋に行った。










阿部くんたちを戻ってくるのを待とう。










向井「めめ、あったん?」









『あった。あのさ、ラウールと阿部ちゃんが』










向井「見た?」









『うん』










向井「見てしもうたん?ラウールと阿部ちゃんがやっとるんよ。初めてちゃうかな」










『俺なんにも言われてないんだけど』










向井「わざわざ言う必要ないやん。シンメに」










『言って欲しいじゃん』










向井「あと少しで戻ってくるんちゃう?」










ラウ「ただいまー」







阿部「戻ったよーって……めめ!」










阿部ちゃんはびっくりしていた。











『おかえり。』









阿部「なんでいるの」









『忘れ物を取りに来たの。』









ラウ「ねぇめめ!僕ね、阿部ちゃんとやったよ。」









阿部「ラウール、」










『阿部ちゃん、ちょっと俺の部屋来て。』









阿部「分かった……」









『先行ってる。』









俺は先にエレベーターに乗って部屋に向かった。








一方の頃、他のメンバーはというと












向井「なんなんこの雰囲気は」



佐久間「謎」



ラウ「なんでめめは怒ってたんだろう」




深澤「まぁ後に分かるんじゃない」




向井「って居たん?てか後って」





深澤「まぁまぁ。いつになるかわかんないけど報告はされるしょ」





佐久間「なんの報告」




深澤「俺は戻ろっと」



向井「教えてやー」



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