それからも大ちゃんは変わらず
西畑「阿部ちゃん~ちゅきちゅき」
阿部「そろそろやめにしたら」
西畑「うん……でもあと少し」
阿部「少しだからね」
その数分後
西畑「Zzz… _(*´﹃`*_ )_」
寝てしまっています。
室「俺そろそろ帰るけど乗る人いる」
向井「俺帰るー」
室「西畑は絶対な。文一くんはどうするん」
浜中「俺、帰ろっかな」
阿部「かえっちゃうの?」
浜中「明日早いねん。また出張で行く時あったら店行くな」
阿部「約束」
浜中「うん、約束。あっ長尾と道枝は帰るで」
長尾「なんでですか」
浜中「もう、遅いんやから当たり前やん。帰るで」
大西「俺もいい」
室「ええで。じゃあまたな~」
浜中「目黒くんも阿部ちゃんもまたな」
阿部「気をつけてよ。また来てね」
3人になった個室。
その時、仕事の電話がかかってきた。
阿部「ごめん。ちょっと電話」
俺は急いで外に出た。
阿部「もしもし」
「あっ姫。久しぶり」
阿部「久しぶり。健人」
中島「姫は今、何してるの?」
阿部「今ね、永瀬と目黒食べきてる。俺は呑んでないけど」
中島「そうなんだ。俺も行きたいな~」
阿部「ここ、大阪だよ。もう無理でしょ」
中島「行こうと思えば行けるよ。でもまたにしようかな」
阿部「また、お店遊びいってもいい?」
中島「いいよ。何時でも大歓迎」
阿部「じゃあ、またね」
中島「あのさ、あの話し真剣に考えてね」
阿部「うん、わかった。」
俺は個室に戻った。
永瀬とめめが仲良さそうに話してるのに胸がモヤモヤした。
♡40
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。