阿部side
帰ってきたよ大阪~!!!
俺は、大阪に着いた。
久しぶりの雰囲気、
やっぱりいいなー!
あっなんで俺が関西って思った?
俺、元々永瀬の働いてるお店で働いてたの
永瀬と俺はシンメ。
有名なコンビで人気はあった。
でも、俺は東京に拠点を変えた
それは、大学生の関係で東京に行かなきゃ行けなかった。
今では、その選択正しかったとおもうよ
めめとも出会えたしね。
あの車って……永瀬
阿部「おまたせ」
永瀬「亮平!!」
トランクに荷物を詰んだいた俺に抱きついてきた。
永瀬「亮平、会いたかったで」
阿部「俺も。ずっと会いたかった」
永瀬「ほな、いこか。」
俺はそのまま助手席に乗りあのお店へと向かった。
この道懐かしい
思い出してるとあっという間に着いてしまった。
阿部「じゃあいこ」
永瀬「待ってや亮平。まだ開店時間より前やん」
阿部「うん。そうだね」
永瀬「俺、普通に出勤するからさ、俺がいいよって言ったらマスクと帽子つけて来てね」
阿部「なんで?わざわざ」
永瀬「サプライズやで。せっかくなんやから」
阿部「ふーん。まぁいいけど」
永瀬「じゃあ、行ってくる」
1人で永瀬の車の中にいる。
あぁやっぱり好きだな
この店の感じ
サプライズって言ってたけど大丈夫かな?
心配なんやけど。
永瀬からの[もういいよ]の連絡
阿部亮平、行ってきます
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。