第20話

1つだけ教えてあげる
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2021/08/08 14:32

部屋に入るとめめしかいなかった。










阿部「永瀬は?」









目黒「もう、接客しないから着替えて来るって」












阿部「あぁ~前からそうだったな~」











俺がいる日で俺があがるって言うと











毎回永瀬も終わるんだよ











阿部「めめも接客頑張って」









目黒「うん、頑張る」










ほんとにかっこいいよな……めめって









阿部「これ、服ね。」









目黒「ありがと!」











阿部「俺の部屋で着替えてきてもらっていいから、じゃあね」









めめは俺を抱きしめた。









目黒「ねぇ亮平。俺、知らないとこばかりなんだね。亮平の事」









阿部「急にどうしたの?」










目黒「だって、ここで働いてた事も関西に居たって事も知らなかったし」










阿部「めめ……?」












目黒「だから、帰ってきたら亮平の事もっと教えてほしい。どんな事で嫉妬するのか、どんな事でキュンとするのか……全て教えてほしい」










阿部「うん……わかった」










めめは俺から離れた。









目黒「ごめん。やっぱりキャンセル。自分で知ることにする。聞くんじゃなくて知ってきたい」










阿部「うん、めめのそうゆうとこ好きだよ 」













俺はそんな君にキュンとして、そんな君がこーじとか永瀬と話してると嫉妬するの。










そんな事知らないだろうけど











阿部「でも1つだけ、教えてあげる」










目黒「なになに」











阿部「俺が好きなのはめめだけだし、めめしか見えてない。めめの全てにキュンとする」










目黒「ありがと!俺も亮平の全てが大好き」











見つめ合い笑い会う俺たち










その時、ドアが開いた。









永瀬「亮平、帰るで」









阿部「うん、わかった。じゃあね、めめ」











目黒「うん、またね。」












俺は永瀬とカフェを出た

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