カンパーイ
グラスとグラスのあたることでスタート。
でも、今日俺は飲まないんだけどね。
永瀬が飲まないっていったんだけど
俺、飲んじゃったらめめに甘えちゃうから。
浜中「てかさ、目黒くんって阿部ちゃんのシンメなんよな」
目黒「はい。シンメです」
浜中「いいな~阿部ちゃんがシンメとか絶対幸せよな」
永瀬「文一くんはこの業界で働いてるわけではないじゃないですか。元々学校の先輩なんですよね」
浜中「そうやけど。阿部ちゃんは羨ましいやん」
阿部「そうかな~?」
目黒「浜中くんの関係をもっと知りたいです」
浜中「俺の。俺元々永瀬と一緒の高校卒なんやけど年が違うやん。だから大人になってから高校行ったらこいつがいたんよ。で連絡先交換して、少ししてから出会ったのがこの天使」
と、俺の肩を組んでくる文一くん。
もう、天使って。
阿部「天使じゃないもーん」
浜中「それが天使やん」
阿部「ふふっ」
目黒「そうなんですね。なんか凄いですね」
室「俺はこーじと元々仲良かったから。それでね」
目黒「そうなんですね。繋がりって凄いっすね」
浜中「そうかもな。こうやって目黒くんとの会えてるのも凄いことやな」
目黒「会えて、嬉しいです」
浜中「うわっかっこええのにかわええ」
みんなが色んな話しをしている。
永瀬「亮平、今日はホテル泊まるにして呑めば?」
阿部「ううん。大丈夫」
永瀬「また、呑みたなったら言ってな」
阿部「ありがとう」
西畑「阿部ちゃんーー」
阿部「おっ」
その時大ちゃんが俺に抱きついてきた。
西畑「阿部ちゃん。ちゅして」
阿部「はい。ちゅ」
西畑「ふふっ/////ありがと。ギュー」
甘えん坊の大ちゃんがつい可愛くて
甘やかしてしまうと、
俺の知らないところで嫉妬している人がいたんです。
目黒「……」
そうです。めめです。
これはやばいかもです。
♡40
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!