俺は帽子とマスクをつけた。
それてお客さま用の入口から入っていった。
長尾「すみません、お客さままだ時間でないので」
久しぶりの長尾くんかわいい
あっ永瀬いた
阿部「すみません。でも今日は呼ばれたんです」
長尾「呼ばれた?」
俺の声を聞いた途端
ちょっとざわめいた。
あれ?気づいたのかな
道枝「あの声って」
西畑「帰ってきたんかな」
大西「ヤバいって大ちゃん」
永瀬「俺が呼んだんや」
長尾「ってことは」
俺は帽子とマスクをとった
阿部「どーも阿部です。永瀬に来いって言われたのでお邪魔しに来ました」
その時、時が止まったとかなって言うぐらいシンとした
阿部「あれ?やっぱり俺の事覚えてないかな?」
西畑「えっほんとに阿部ちゃんなん?」
阿部「うん。そうだけど」
道枝「あの、目黒くんと今人気爆発中の」
阿部「阿部だけど」
長尾「元々は永瀬くんとシンメでやってて1日の売上常に200万超えたというあの」
阿部「まぁそんな時代もあったね」
永瀬「俺の事が好きで好きでたまらない」
阿部「なんで入ってきたん?まぁ好きだけどね」
永瀬「かわいい」
阿部「可愛くないもん」
思った以上に知っててくれたんだな
だいちゃんがこっちに来た
西畑「阿部ちゃん」
俺をぎゅっと抱きしめた
西畑「寂しかったんやで」
阿部「ごめん」
西畑「また、仕事できるなんて夢にも思わんかった」
阿部「俺も。たったの2週間だけどよろしく」
西畑「あぁ。よろしく」
永瀬「イチャついてる場合じゃないで」
阿部「ごめんって……てか俺がやるのは厨房?」
永瀬「は?厨房なんてやらすわけ」
永瀬、西畑、大西、道枝、長尾「ない」
阿部「そんなに言わないくて」
永瀬「俺のシンメやろ。」
阿部「うん、そうだね」
永瀬「じゃあやっていきますか」
阿部「頑張る」
接客をやらされるみたいです
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。