『ごちそうさまでーす!』
江口「いつもの事だけどねw」
『えへへ〜』
江口「家まで送っていくよ。夜遅いし」
『大丈夫ですよ?』
江口「そう?じゃあ誰もよってこないように……。目、つぶって?」
私はそう言われたから目を閉じた。
すると首あたりにチクッとした痛みが走った。
そして江口さんはすぐにどこかへ行ってしまった。
『う、梅原くんー、』
梅原「なに?」
『男の人って、別れ際に首あたりになにかするんですか?』
梅原「ちょっと見せてみて」
『はい』
梅原「……www」
『え!?え!?』
梅原「江口さんにやられたの?ww」
『やられた?まぁ江口さんですけど』
梅原「そろそろ江口さんが可哀想に思えてくるわ」
『なんでですか!?』
梅原「5歳のお前にははえーよ」
『5歳じゃないです!プラス20です!』
梅原「ハイハイww」
梅原くんと話をしていると西山くんも入ってきた
そして梅原くんが西山くんに首あたりのことについて話すと2人とも笑い始めた。
なんで!?
首になにかしたのかな……?
西山「パイセンって意外に独占欲強いんだねww」
梅原「そこまでしなくてもなぁ?w」
『???』
西山「……まだ気づかないの?ww」
『なにかおかしいんですか?』
梅原「ばーか」
『なっ!?』
西山「梅ちゃんも梅ちゃんなんだけどねww」
『江口さんー!』
江口「ん?」
『昨日、首に何したんですか?』
江口「あぁ、それ?」
『はい』
江口「キスマつけただけw」
『き、キスマ!?どうしてそんなものつけるんですか!?』
江口「好きだから。」
『……っ////』
江口「あーw照れてる〜wかっわいいー!」
『江口さんなんか嫌いです!』
江口「そう言って本心は?」
『……嫌い』
江口「いひひっw素直じゃないなぁw」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!