江口「ここでいい?」
『全然おっけいでーす』
江口「何飲む?」
『とりあえず生でww』
江口「じゃあ俺も生でww」
江口さんがビールを注文してくれてすぐにビールが、届いた。
そして乾杯をしてぐびぐび飲んだ。
そして飲み進めていると急に江口さんがこんな話をし始めた
江口「あなたはさ、好きな人とかいねーの?」
『好きな人ですか?』
江口「うん」
私、実は恋愛経験0です
なので、恋というもの。好きな人というもの。
それが分かりません
『いないです』
江口「そうなんだwじゃあ今はフリー?」
『フリーですよ!』
江口「いっその事俺たち付き合っちゃう?w」
『いいですよ〜wなんて言ってみたり』
江口「……え?いいの?」
『冗談ですよw私と付き合っても損しかないですよw』
江口「そんなことはないけど」
『まぁ江口さんにはいい女性がきっと待ってますから』
江口「俺の目の前にいるんだけどねぇ」
『??』
江口「ううん。なんでもない」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!