目黒side
今日は待ちに待った阿部くんとのデートの日。
俺の中では、デートなの。
阿部「めめ。おまたせ」
『あっ阿部ちゃん。今日も可愛いね』
阿部「もう/////可愛くないもん」
『それが可愛いんだよ』
阿部「年上をからかうなよ」
『ごめん、ごめん。じゃあ行こっか』
阿部「うん!」
俺は行きつけのお店に向かった。
阿部「どこ行くの?」
『えっとね。俺の好きな服屋さん。』
阿部「めめが言ってるとこか……楽しみだな」
『俺がコーディネートしてあげるよ。』
阿部「えっいいの?!楽しみっ」
いや、可愛いすぎ
『ここだよ。入ろっか』
阿部「うん!」
お店に入り、早速阿部ちゃんに似合いそうな服がたくさんあった。
『これもいい。あっこれも新しい感じであり!』
って振り返ると阿部ちゃんが居なくて
阿部ちゃんは紺色のコートを見つめていた。
阿部「かっこいい……」
『似合いそうだね』
阿部「あっめめ!これいいでしょ」
『じゃあそれを中心に服を考えようっか』
そしてトップス、靴、アクセ、カバンなどなど
阿部ちゃんをまじまじみて思った。
スタイル良すぎ!
何着ても似合う。
そして、服が決まった。
阿部「めっちゃかっこいい」
『良かった。』
阿部「じゃあ、めめに選んでもらったし買ってこようかな」
『いいよ。俺が勝手に決めただけだし』
阿部「でも……」
『いいの、一緒にデートしてくれたお礼だから』
阿部「デートって/////ありがと」
『じゃあ、ちょっとまっててね』
俺はお会計を済ませて、阿部ちゃんの元へ向かった。
そして、ご飯を食べて、色々として
あっという間に終わってしまった。
阿部「家まで送ってくれてありがとう」
『ううん。今日は楽しかった。また行こうね』
阿部「俺こそ、めっちゃ楽しかった。服まで買って貰っちゃって……これお礼になるかわかんないけど」
阿部ちゃんは小さな箱を出して俺に渡した。
『開けていい?』
阿部「いいよ」
開けてみると、そこにはキーホルダーが入っていた。
阿部「なんか、めめっぽいなって思って」
『嬉しい!ありがとう』
阿部「俺もそのデザインに惚れちゃって、買っちゃったんだよね」
そういうと阿部ちゃんのポケットから色違いのキーホルダーが出てきた。
阿部「お揃いだけどいい?」
『もちろん!まじで嬉しい』
阿部「じゃあ、おやすみ」
『おやすみ』
1人の帰り道。
阿部ちゃんから貰ったキーホルダーを
鍵につけた。
そして次の日。
SnowManのメンバーに見せつけた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!