ラウside
今日は阿部ちゃんと遊園地デートの日!
この前
「入学祝い&成人祝いでどこか行きたいとこ連れてったあげる」って
言われたから、遊園地に行くことにしたんだ。
なんで遊園地にしたか気になる?
それはかっこいい姿を見せるため。
阿部ちゃんの苦手なものは……そう、ジェットコースター!
俺は逆に大好きなの。
って事はジェットコースターに乗れば
俺が阿部ちゃんを守ってあげられるってことになる。
ジェットコースターで怖くなり手を繋がれる……
そんな妄想を繰り返してたら迎えにきてくれた。
『阿部ちゃん!おはよ!!!』
阿部「おーラウ!おはよう!」
『えー阿部ちゃん服可愛い!似合ってるね!』
服もそうだけど、阿部ちゃんって存在が可愛い……
恥ずかしくて言えないけど。
阿部「ほんと?!嬉しいな。らうもかっこよくて似合ってるよ。」
『えへへ。阿部ちゃんとお出かけだから張り切っちゃった』
康二くんには申し訳ないけど
康二くんとのお出かけの時の10倍以上時間かけた。
←っておい!By向井康二
遊園地について、早速言ってみる。
『阿部ちゃん!ジェットコースター乗ろ!』
阿部「……えぇ」
『怖かったら手繋いでもいいよ』
阿部「俺の方が年上なのに 」
『阿部ちゃん』
俺は阿部ちゃんの目の前に立った。
『俺も、もう成人したの。いつまでも子供みたいに扱わないで。』
決まった……。
阿部ちゃん、ドキッとしたかな?
阿部「じゃあ…繋ぐ。」
『よし!行くよぉ!!!!』
少し休憩を入れながらも
3つジェットコースターに乗った。
手も繋いだまま
休みがないと俺の心臓がもたない
『阿部ちゃん大丈夫?』
阿部「少し怖かったけど、ラウが手を繋いでくれたから、乗れたよ」
『/////阿部ちゃん。俺も阿部ちゃんと乗れて良かった!』
阿部「あ、ねぇ」
なんか、企んでる?
阿部「俺、行きたいとこあるの!!」
『ほんと?!行こいこ』
阿部ちゃんが行きたいなら行く以外ない……
ってこの方向もしかして
『……あ、お化け屋敷…かぁ』
阿部「よぉし!行こ!ラウ!」
阿部ちゃんが選んだのは最高ランク。
1番怖い。
『阿部ちゃん?!』
阿部「大丈夫だった!俺がいるから」
そういうと阿部ちゃんは手を差し出してきた。
せっかくかっこいい姿見せたのに
ここでかっこ悪い姿見せたらプラマイゼロじゃん。
『そうじゃないんだよな』
阿部「ん?なんか言った? 」
『なんでもないっ!じゃあ俺の事守ってー?』
阿部「おまかせあれっ! 」
これは必殺の弟作戦だ!
でも阿部ちゃんってこんなに可愛いのに
お化け屋敷は平気なの?
俺が怖がる度に守ってくれてるんだけど
めっちゃ笑ってる。
阿部「…ラウ?大丈夫?」
『…怖い』
阿部「もうちょっとだからね」
可愛いのに、かっこいい!
阿部ちゃんって人類最強説がある。
お化け屋敷を出て少し休ませてもらった。
そして、帰るまでゆっくり遊んだ。
そう言えば、めめがお揃いのものって自慢してきたな。
阿部ちゃんがつけてるのはまだ見てないけど。
『阿部ちゃん。めめとお揃いにしたってほんと? 』
阿部「あぁ……服を買ってくれたから、俺から渡したんだ。何かあった? 」
『ううん。俺も欲しいなって思ったんだ』
阿部「じゃあ買おうよ!」
お店を回っていた。
阿部「何がいい~?ストラップ?クリアケース?」
阿部ちゃんがそう言っているといいものを見つけた。
金と銀のネックレス。
阿部「うわぁ~可愛い! 」
『これおそろいにしたいな! 』
阿部「じゃあこれにしようよ! 」
阿部ちゃんが払いに行こうといたから
俺がネックレスをもってレジに行った。
そして、帰ってきて阿部ちゃんに金色のネックレスをつけてあげた。
『似合ってる。可愛い』
阿部「ラウが金の方がいいんじゃない? 」
『いいの。俺にとって阿部ちゃんはNo.1だから』
阿部「恥ずかしいな……ラウちょっとしゃがんで。つけてあげる」
俺が少ししゃがむとネックレスをつけてくれる。
顔が近い……
阿部「うん、似合ってる」
『ありがとう』
車にのり、家に帰った。
『俺、明日もこれつけるね!』
阿部「なら、俺もつけるね」
『じゃあ、阿部ちゃんおやすみなさい』
阿部「おやすみ。ラウ」
そういうと楽しい1日が終わった。
俺はネックレスを見て、なんだか嬉しくなった。
次の日も気分ルンルンで行ったら
目黒「昨日なんかした?」
向井「キスはしてへんよな」
佐久間「助手席乗ったんだろ 」
岩本「ジェットコースターは?」
深澤「もしかして手とか繋いじゃった?」
渡辺「1から100まで細かく話せ」
宮舘「なに話しても怒らないから話そうか」
って追い詰められてます。
阿部「おはよ……えなんで?」
阿部ちゃん、助けて~