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硝子に 五条に言われたこと を話したら
硝子は殴りにいこうと五条のとこまで行こうとする
それを必死にとめる私
そこには五条と凛莉がいた
スタスタッ と五条のところへ行く硝子
また五条と関わったりしたら
凛莉に何されるか分からないし
あんまり、近くに行きたくないんだよね
五条にもあんなこと言われたし
いつまでこれが続くのか
そういえば最近任務がなくなった
理由は知らないけど
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走ってきたのか ハァハァ と息切れしながらきた傑
ジトー とした目で傑を見る硝子
だるそうに傑の後をついていく硝子
告白かなッ!?
傑、硝子のこと好きだったんだー!←
いつからだろう!! 入学したときからかな!?
硝子美人だもんねー、しかも優しいしッ!
そう思いながら部屋に戻る
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寮の窓から見えたのはラブラブしてる五条と凛莉
楽しそうに話す五条と凛莉
五条の右頬が赤い
部屋に戻ろうとした瞬間
凛莉の顔が五条の顔に近づく
うわー、最悪なもんみたなー
付き合ってるし……するよね
五条は諦めた
諦めたはずなのに
何で
パチッ と 五条と目が合う
急いでしゃがんで隠れる
忘れろ
忘れろ
見たくなかった
凛莉と五条が キス してたとこなんて____
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。