五条に「もう俺達に関わらないで」と言われて
1週間がたった
相変わらず五条と凛莉は教室で楽しそうに話している
傑にはちょっと前に全部話した
私が普段と様子が違うと気づいてたらしく心配してたらしい
真横から聞こえる凛莉と五条の笑い声
ボソッ と傑が私の耳元でそう言う
やった と言って笑う傑
駅前の店………
そこへ一回、五条と行ったことがある
たしか、その時着てた服を可愛いって照れながら…言ってくれたんだよね……
って何、五条のこと思いだしてんのッ!!
自分の頬を ペチッ とたたく
急いで教室を出る
五条のことは諦めるって決めたじゃんッ!
そう言いトイレへ駆け込んだ
鏡を見ると顔を真っ赤にしてる自分がいた
その頃……教室では
__硝子side
そう言い五条が教室をでる
あなたの下の名前のことになるといつも反応して
結局お前はあなたの下の名前のことどう思ってんだよ……五条
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。